ベルセルク・キャスカが生んだ赤ちゃんの今は?改めて情報まとめ

キャスカ赤ちゃんその後

ベルセルクのキャスカはガッツとの間の子供を出産しましたが、赤ちゃんは今どうなったでしょうか?

キャスカがフェムトに凌辱されたために、産んだ赤子は魔が宿って幽界の住人となりました。

その後もたびたびガッツの前に登場し、最後はグリフィス復活時の肉体に使われてしまいます。

そして気になるのが月下の少年の存在、彼はキャスカの赤ちゃんなのでしょうか?

ここではキャスカが産んだ赤ちゃんの情報をまとめていきます。

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キャスカの生んだ赤ちゃんはどうなった?

卵の使徒に取り込まれる

 

 

キャスカの赤ちゃんは醜悪な奇形の嬰児の姿ですが、言葉を理解し意思を持つ異形の存在です。

生まれた後に朝日と共に掻き消え、幽界の存在になったことがわかりました。

その後もときどきガッツの前に姿をあらわし、悪霊を呼ぶなど困らせることもしますが、基本的には二人に親への思慕の気持ちを持っています。

キャスカの危機に対してガッツに警告を与えたり、魔の力を使ってキャスカを守ったりしているのです。

 

後に赤ちゃんは断罪の塔でキャスカを守るために力を使い果たし、息絶える寸前の状態でした。

そして卵の使徒に飲みこまれてしまいますが、殺意や捕食の意思がある感じではなく、死にかけていた赤ちゃんをあわれんで一緒に行こう、というようなニュアンスです。

卵の使徒は「模蝕」を起こし「完璧な世界の孵化」を望み、自らを生贄に捧げます。

そしてグリフィスが現れて卵型の本体は割れました。

 

ちなみに

  • 降魔の儀は人間が使徒に転生するための儀式。
  • 蝕は降魔の儀のうち、人間がゴッドハンドに転生するための儀式で216年周期。
  • 模蝕は降魔の儀と同時に、ゴッドハンドが受肉するための儀式で1000年周期。

となります。

卵の使徒はグリフィスを顕在させるための儀式を行ったのが役割でした。

フェムト=グリフィスの肉体となる

 

 

模蝕の時、卵の使徒の中にいた赤ちゃんはグリフィス受肉の器になりました。

  • ゴッドハンドは強大な存在なので、現世に肉体を持つことができない。
  • しかし1000年に一度模蝕が起こり、ゴッドハンドが受肉して現世に降り立つことができる。
  • 受肉するには元になる現世の肉体が必要なもよう。

魂はフェムト=グリフィス、肉体は赤ちゃんという解釈で間違いないでしょう。

 

ただ赤ちゃんは幽界の存在だったはずなのになぜ受肉の素材になれたのでしょう。

ガッツとキャスカは蝕で生贄の烙印を押されて狭間の世界の住人になっています。

赤ちゃんがガッツに身体をつかまれる、夜な夜な襲ってくる魔達も肉体はないが物理的干渉ができるなど、幽界と同時に現世であるので精神と肉体の区別があいまいです。

模蝕は狭間の世界と同様の場所でなされた、と考えれば矛盾はなさそうですね。

 

赤ちゃんは完全にグリフィスに取り込まれていますが、意識がなくなってしまった訳ではありません。

そしてグリフィスの感情に微妙ながら影響を与えています。

グリフィスがガッツ達に相対した時こうつぶやいていました。

「鼓動が微かに高鳴っている。俺の血は凍てついたはず。これは俺の器となり融け合ったあの赤子の想いか。」

 

とはいっても赤ちゃんが、今後グリフィスの言動を変える程の影響力を発揮するとは思えません。

赤ちゃんはグリフィスの意識の隅で細々と生きながらえていくだけなのでしょうか?

キャスカが出産した赤子の今~月下の少年?

 

 

赤ちゃんはグリフィス復活後は登場していません。

代わりに黒髪の長髪で全裸の少年が(月下の少年)ガッツとキャスカの前に現れるようになります。

赤ちゃんと同じく満月の夜に現れ、キャスカになついたり魔物から助けたりするところが同じです。

そして視線だけで魔物を遠ざけたり暴走するガッツを止めたりと、かなり高い能力を持っています。

 

月下の少年の正体は明かされていませんが、

  • 花吹く王
  • 光の鷹~救世主
  • キャスカの子供

などど予想されています。

一番信憑性が高いのはキャスカの子供です。

 

ガッツの甲冑にじゃれついて落ちそうになったところをキャスカに受け止められて、イシドロやパックは「親子だ」と評しているんです。

これはかなり意図的な描写だと思います。

しかしそうするとグリフィスに取り込まれた状態の赤ちゃんと、少年と同時に存在することになるので矛盾が生まれますよね?

グリフィス受肉の際に精神の大部分が切り離された、と解釈するのが一番自然なのではないでしょうか。

 

ベルセルク未収録の回で、蝕の時にグリフィスは深淵の神と出会い、フェムトの姿を授かるシーンがあります。

赤ちゃんも同様に模蝕の時に深淵の神と出会って、肉体はグリフィスに捧げることになりますが、精神は少年の姿を授かったと推測することもできそうですね。

【まとめ】キャスカが生んだ赤ちゃんの今

蝕で鷹の団のメンバーのほとんどが死に、キャスカが精神崩壊し、とどめとばかりに醜悪な姿で生まれた赤ちゃん。

ガッツに嫌われて拒絶されて何か不吉なもの、不穏なものの象徴のように思える存在でした。

しかし月下の少年は純真無垢で神秘的で、光を感じさせる存在です。

ある意味可哀想ともいえる赤ちゃんが少年に転生したのだとしたら本当に嬉しいですよね!

そして少年がガッツ達に味方していくのだとしたら、一行に光が差してきた印象をも受けます。

今後ガッツ達がグリフィスに対抗するとしたら、今はあまりに戦力差がありすぎる状態ですからね。

戦闘に参加することは考えにくいですが、不思議な力で趨勢を変えることはありえるでしょう。

少年は光の鷹~救世主説、もあながち間違いではないのかもしれません。

今後も不思議な力でガッツ達をサポートしてくれるであろう、少年の活躍に期待ですね!

 

1 COMMENT

アジラニー

小学生の頃、ガッツとキャスカで性を意識しましたので懐かしいさねーー

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