進撃の巨人という作品は、回想シーンで過去の出来事が語られることが非常に多いです。
またマーレ編に入って本当の壁の外の世界が明かされるなど、時系列が入り組んでいます。
時間的に順番にストーリーを進めたら物語の面白さが半減してしまいますが、わかりずらいのも事実。
そこでここでは進撃の巨人の話を話数にそってではなく、時系列でまとめてみました。
Contents
知ってた!?
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世界の真相編:第85話~第90話
ユミル・フリッツかなーやっぱりwww
自分では思わないけど周りの人によく似てるって言われるw
この前調査兵団に絡まれた時も始祖の巨人の能力で幾千万の巨人を操って気がついたら全員喰われてたwww
ちなみに彼女はミカサよりかわいい pic.twitter.com/1hhN1ETGx9— なべうどん ¥19 (@Nabeudon0303) March 4, 2018
第1話の時点の歴史では、突然現れた巨人に人類のほとんどが食い殺され残るは壁内のみ、とされています。
しかしマーレ編で改変された記憶と分かったため、時系列で並べると第85話からが最初となる訳です。
- 1800年ほど前、ユミル・フリッツは大地の悪魔と契約し巨人の力を手に入れエルディア帝国を築きます。
- その後エルディア帝国は大陸の支配者となりますが、100年ほど前の「巨人大戦」で弱体化。
- 743年頃、フリッツ王はパラディ島に三重の壁を築き、一部の国民を連れて壁の中にこもりました。
- 大陸はマーレの支配となり、残されたエルディア人は収容所に入れられ、弾圧されます。
ここからはエレンの父グリシャの若かりし頃を描く前日譚ですが、巨人の正体など重要な伏線回収があります。
- 832年頃、グリシャはダイナ・フリッツと結婚しジークを授かりました。
- グリシャはエルディア復権派として地下活動をしつつ、ジークを「マーレの戦士」として育てます。
- しかしジークは祖父母と自分を守るためグリシャを密告、グリシャとダイナは「楽園送り」となりました。
- しかしグリシャはエレン・クルーガーに助けられ、彼の「進撃の巨人」を継承して壁の中で暮らし始めます。
- 842年頃、マーレは始祖の巨人奪還作戦を開始。
- ジークは獣の巨人を継承して戦士長となっていました。
- 鎧の巨人を継承したライナー、超大型巨人のベルトルト、女型の巨人のアニらが壁内を目指します。
- 一方、グリシャはレイス家を襲撃して「始祖の巨人」を奪い、エレンに自らを捕食させました。(実際にはシガンシナ区陥落の後)
シガンシナ区陥落編~女型の巨人拘束作戦編:第1話~第34話
最終回終わって巨人の正体バレした今だから表立って言えるけど、超大型巨人と鎧の巨人の初登場時ベルトルトとライナーまだ10歳前後で、壁の中の人間を悪魔の末裔と洗脳されてて己の行動を正義と信じて壁壊してるんですわ。大量虐殺後に壁の中で生活しながら事実を知った時の罪悪感を考えると辛い…… pic.twitter.com/dnZF5Sy0RV
— 目黒 (@nokolover) June 17, 2017
やっと第一話です。
回想シーンが多いのは相変わらずですが、ここからはほぼ話数と時系列が一緒になっていきます。
できる限り短くまとめたいので、細かいできごとはバッサリ省きますね。
- 845年、超大型巨人にシガンシナ区の壁が壊され、エレンの目の前で母が巨人に食われます。
- エレンは巨人を駆逐することを誓いミカサ・アルミンと訓練兵団に入団、そして卒業。
- 850年、今度はトロスト区の壁が破られ、訓練兵達が次々にやられていく中、エレンが巨人化。
- その後トロスト区奪還作戦が始まり、巨人化したエレンが壁の穴を大岩でふさぐことに成功しました。
- エレンが裁判にかけられますが、解剖はまぬがれ調査兵団預かりとなります。
- 壁外調査が行われ、エレン奪取をはかる女型の巨人の急襲に遭うがこれを捕獲、しかし逃げられました。
- 直後リヴァイ班が襲われ、エレンが巨人化して対戦するも敗北しさらわれるが、リヴァイとミカサが奪還。
- 調査兵団は王都に召喚されるもアニが女型の巨人であることをあばき、アニを拘束します。
ウドガルド城編~王政編:第34話~第69話
https://twitter.com/sh1050/status/1036316238308204544?s=20
ついに超大型巨人と鎧の巨人の正体が判明!
エレンの座標の力は最新話の「地ならし」に続く重要な伏線です。
- 待機させられている104期生達に巨人出現の情報が入り、対応に迫られます。
- ウドガルド城で休息中、夜にもかかわらず巨人が襲来しますが、からくも退けました。
- その後ライナーとベルトルトが巨人であることを明かし、エレンをさらいます。
- 調査兵団はエレンを奪い返し、エレンに座標の力(始祖の巨人の力)が発動しました。
- レイス家=憲兵団と調査兵団の対立が深まります。
- ヒストリアが王家の血を引くことがわかり、調査兵団はクーデターを敢行、ニセの王を追放しました。
- またエレンとヒストリアが誘拐され、新リヴァイ班はケニー率いる対人立体起動部隊と衝突。
- 新リヴァイ班が礼拝堂にてエレンを奪還、ロッド・レイスが巨人化しますが討伐しました。
ちなみにトロスト区の壁が破られてからウォールマリア奪還作戦前夜まで、3ヶ月しか経っていません!
ものすごい話の密度ですよね。
ウォールマリア奪還作戦編 ~マーレ・パラディ編:第70話~第106話
海を見た海無し県民の図#進撃の巨人 #shingeki pic.twitter.com/d1tSOY2dZn
— はなたろう (@hana_taro2014) June 30, 2019
エレン達調査兵団はついにグリシャの地下室へ、そして海へたどり着きました!
しかし海の先にはマーレとはじめとする国々、という巨大な世界が広がっていたのです。
- 調査兵団はウォールマリア奪還作戦を開始、エレンの硬質化でシガンシナ区の外門をふさぐことに成功。
- エレンと104期生は超大型巨人と鎧の巨人と対決し、ベルトルトはアルミンが捕食、ライナー敗走。
- エルヴィンとリヴァイ達は獣の巨人と対決、エルヴィン含め隊は全滅するもリヴァイがジークを倒し敗走。
- 一同はグリシャの地下室へたどり着き、世界の真相を知ります。
- 854年、マーレは始祖奪還作戦の失敗から弱体化、中東連合と4年間の戦争の末に勝利。
- タイバー家のヴィリーの演説、エレンの危険性(地ならし)を訴え、各国に共闘を要請し宣戦布告します。
- 同時にエレンが巨人化、会場を破壊しつくし、戦槌の巨人を捕食。
- エレンは調査兵団と合流、飛行船にてパラディ島に退散しました。
- 調査兵団はエレンを監禁、政権はマーレの義勇兵を軟禁、ジークはリヴァイの監視下に置かれました。
- そしてエレンを信奉する「イェーガー派」はザックレー総統を殺害、エレンは地下牢から脱走。
現在はエレン+ジーク+イェーガー派と兵団+政権の対立があらわになってきています。
ますます今後の展開に目が離せない状態ですよね。
【まとめ】進撃の巨人・時系列まとめ
コンパクトにまとめようとしましたが、それでもかなりの文章量になってしまいました。
進撃の巨人がいかに厚みのある物語であるか、ということがうかがえます。
また物語開始当初のエレン達がいかに目と耳をふさがれていたのか、ということもよくわかりますね。
そして時系列での歴史を理解した上で、あらためて原作を読み直してみることを強くおすすめします。
「こんなところにも伏線が張ってあったのか!」とあらためて感動すること請け合いです。