ベルセルクのヒロインのキャスカ、黄金時代編の最後で精神崩壊し、記憶喪失と幼児退行を起こした状態になりましたが、その後はどうなっていったのでしょうか?
ベルセルクは現在40巻まで刊行していますが、黄金時代編は12巻ほど。
つまり物語の7割は幼児退行状態のキャスカとしての登場なんですね。
ここではキャスカの過去から現在までをまとめていきます。
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知ってた!?
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キャスカの過去~精神崩壊まで
https://twitter.com/sakananikaeru/status/1135818967321260032
キャスカの過去を大まかに振り返ってみると、
- 貧乏な農家の娘として生まれ、口減らしのために貴族に売られ、凌辱されそうになる。
- 通りがかったグリフィスから剣を受け取り貴族を殺し、グリフィスについていく。
- グリフィスの剣になると誓い、努力を重ね鷹の団No,2の座にまで上りつめる。
- ガッツの鷹の団退団、グリフィスの王女との密通~牢獄送りで鷹の団は逆族として追われる。
- キャスカは団長代理として鷹の団をまとめ、復帰したガッツとグリフィス奪還をはたす。
- しかしグリフィスは廃人同然の状態で、絶望したグリフィスは「蝕」を起こす。
- 「蝕」のおぞましくつらい体験のせいでキャスカの精神が壊れてしまう。
という流れになっています。
キャスカは「蝕」で「生贄の烙印」を押されたので、夜は使徒や悪霊に付け狙われるようになっています。
蝕の後はゴトーの坑道(魔を遠ざけることができる場所だった)に身を寄せていました。
キャスカのその後
失踪~魔女狩りにあい火刑に処されそうになる
断罪の塔で日の出待つ時
生き残りたいならそれを持て!
→角材グラ表示
→神よ・・・
→祈るな!祈れば手が塞がる!てめェが握ってるそれは何だ!?
→ファルネーゼ全身が写る(何も持ってない)
これは流石にイカンでしょ笑わせに来てるじゃねーかと思った
好きなシーンでこれは流石にキレそう pic.twitter.com/Xz4h6l3gyM— ゆーき@テスカポリトカメイツ (@nonp3228) October 31, 2016
ガッツはキャスカを残し、一人ゴッドハンドを探し出す旅を続けていました。
ある時幼魔にキャスカの危機を知らされてゴトーの坑道へ戻りますが、キャスカは失踪していたのです。
ガッツは予言で促された断罪の塔へ向かいました。
一方キャスカはあてなく徘徊していたところ、ルカら娼婦達にかくまわれていました。
娼婦仲間のニーナが邪教徒のアジトへ向かう時キャスカはついていってしまい、死霊や幼魔を呼び寄せるさまを邪教徒に見られ魔女だと思われてしまいます。
その後邪教徒のアジトに聖鉄鎖騎士団が突入し大混乱の中、ガッツはキャスカと再会しました。
しかし戦いの中、キャスカは聖鉄鎖騎士団に断罪の塔へ連行されてしまいます。
断罪の塔では「蝕」が再現されようとしていました。
救いを求める民衆達に、法王庁の異端審問官モズグスは魔女とされたキャスカを火刑に処すよう扇動します。
イシドロのとっさの判断でキャスカを救助、一行は脱出を果たしました。
ガッツと妖精郷をめざす旅を続ける
ベルセルクで妖精の島に出発してから15年経ったとかそんなまさか…、とコミックスを見てみたら、パックの「オレんち」発言はマジで2001年だった…。まあ思ってたより妖精の島を目指し始めたのが早くて、断罪の塔の話の直後だったんだな。 pic.twitter.com/EMJWS2QUIV
— オブ犬 (@obuken2nd) November 25, 2015
ガッツとキャスカはゴトーの坑道に戻りますが、ガッツとゾッドの戦闘で坑道が破壊されてしまいます。
ガッツとキャスカはパックの故郷、妖精郷を目指す旅に出ることにしました。
しかしガッツは連日の魔との戦い、好き勝手に行動するキャスカに疲弊していき、2人の間には段々と溝ができていきます。
そしてついにガッツはキャスカに暴力をふるってしまい、ようやくガッツに慣れてきたキャスカに恐怖心を植え付けてしまいました。
そこにファルネーゼ、セルピコ、イシドロが仲間に加わり、更には霊樹の森でシールケが一行に加わりました。
ファルネーゼはキャスカの面倒を見、セルピコとイシドロは戦闘にも参加、シールケがガッツをサポートすることで、チームとして安定感と強さが出てきます。
何より仲間としての絆が芽生えたことでガッツも安寧を得られるようなったのが大きいです。
ベルセルク当初の殺伐とした物語イメージはこの当たりからだいぶ変わりましたよね。
キャスカ復活!キャスカの今現在、最新情報
キャスカ!
長かったな~( ;∀;) pic.twitter.com/XurmXoj2jq
— かさぎ たすく (@kasagi_tasuku) June 2, 2019
一行はついに旅の目的地・妖精郷にたどり着き、「花吹雪く王」ダナンとの対面を果たしました。
キャスカの失われた心を取り戻すべく、ファルネーゼとシールケはダナンのサポートを受けながら、キャスカの夢を通り道に精神世界へと入っていきます。
心象の世界なのでイメージが何を意味するのか推測しながら、答えを探しださなくてはなりません。
そこは黒い太陽が照らす薄闇の殺伐とした荒野でした。
棺桶を引く黒い犬(ガッツ)棺桶の中は壊れた人形(キャスカ)と小さな小人(キャスカの自我の欠片)がいます。
そしてこの荒野に散らばったキャスカの記憶の欠片を拾い集め、人形を修復するのが答えだと2人は推測しました。
2人は犬と一緒に記憶の欠片を拾い集め続け、それからどれ程の時間がたったのかも分かりません。
最後は「蝕」のようなイメージの中、黒い鳥(フェムト)に襲われながらも最後の欠片を集め終わります。
そしてついに2年の時をへてキャスカは復活したのです!
【まとめ】ベルセルク・キャスカのその後
見事復活したキャスカ、沢山のファンが心から喜んだことでしょう。
それにキャスカの精神世界のエピソードは、今までのベルセルクと何か違う、とってもせつない感じがまた良かったですね。
しかしそれで終わらないのがベルセルク。
復活したキャスカは小人が「会いたい人がいるの」と言ったその人、ガッツに会いに行きます。
しかしガッツの姿を見た時「蝕」と廃人になったグリフィスのイメージがよみがえり、キャスカは絶叫しました。
あまりにあんまりです。
単行本40巻の時点ではガッツとキャスカのエピソードはここで終わったままです。
この続きがどうなるのか、連載再開を楽しみに待ちましょう。