ワンピース・緑牛の正体と能力は?未知の海軍大将の強さを考察

ワンピース緑牛正体能力

ワンピースの作品中には、四皇、王下七武海、海軍本部という三大勢力が存在し、続々とそのメンバーの正体や能力が明かされてきています。

しかし、その中で未だに異名と頭部のシルエットしか登場していないのが緑牛というキャラクターです。

緑牛とはどんなキャラクターで、その能力はどのようなものなのでしょうか?考察してみたいと思います。

未知の海軍大将「緑牛」とは?

海軍本部には四皇に匹敵するほどの高い戦闘能力を持つ3人の大将が在籍していて、海賊たちへの強い抑止力となっていますが、マリンフォード頂上決戦の後で元帥のセンゴクが退任した事で、後任争いが勃発してしまいます。

前元帥のセンゴクが指名したクザンと世界政府上層部指名のサカズキが対立し、パンクハザードでの10日間に及ぶ決闘の末にサカズキが新しい元帥に就任しました。

後任争いに敗れたクザンが残留してサカズキの下に入ることを良しとせずに海軍本部を離脱した結果、空いてしまった2つの大将の座に『世界徴収』で抜擢されて就いたのが藤虎ことイッショウと緑牛だったのです。

イッショウはドレスローザ編での登場以降、作中でその姿や能力などが少しずつ明かされてきていますが、緑牛はまだ首から上のシルエットと異名しか登場しておらず、能力については謎に包まれています。

同時期に大将となったイッショウが、武装色・見聞色の覇気の使い手であると同時に重力を操ることのできる悪魔の実の能力者でありながら、刀を扱わせてもかなりの強さを持つように、緑牛もドフラミンゴの台詞を借りるならば「折り紙付きの化け物」と噂されていますが、本当のところはどうなのでしょうか?

緑牛の正体・候補を予想してみた

緑牛の正体については、その存在に触れられてからたくさんの意見や議論が交わされてきました。

大きく分けると『すでに登場しているキャラクター説』と『これから新たに登場するキャラクター説』に分類できるでしょう。

いくつかの候補をまとめてみます。

すでに作中に登場しているキャラクター候補

コウシロウ

すでに登場しているキャラクターの中ではゾロの剣術の師匠であるコウシロウが有力とされています。

根拠として挙げられているのは名前に『ウシ』が入っていることと、ゾロに関する因縁めいたものがまだ詳しくは描かれていないことで、ワの国ではその辺りに触れられるのではないかと考察されています。

ゾロやコウシロウの因縁については期待したいところですが、刀の扱いに長ける大将というのイッショウですでに描かれていますし、名前に『ウシ』が付くというだけでは弱い気がします。

ドルトン

『ウシウシの実』を持つことから、『ウシ』繋がりで候補に挙がったようですが、やはりそれだけで正体とするには根拠が少ないと思います。

新規キャラクターモデル候補

ワンピース作中に数多く散りばめられている伏線があるのですが、作中で出されるヒント以外にもおまけページや余白などで作者自身によってそのヒントが書かれていることがあります。

緑牛についても、『もうデザインは考えてあるけど、メチャメチャカッコイイからな、緑牛!!早く描きたい』とあることから、新しくデザインされた=新規キャラであると考えられるのです。

『牛』から連想

名前に『牛』が入っていることから考察されている案ですね。

闘牛の牛のイメージから大きくて体格のいいキャラクターや、十二支での牛の位置が元々の大将である猿・雉(鳥)・犬の対極にあることから、海軍本部に何らかの波紋を起こすキャラクターではないか、などの意見が見られました。

昭和の名優から連想

海軍本部の大物たちは、昭和に活躍した名優がモデルになっていることが多く、おそらく緑牛にも当てはまるものと考えられます。

  • サカズキ:菅原文太
  • クザン:松田優作
  • ボルサリーノ:田中邦衛
  • イッショウ:勝新太郎

サカズキは『トラック野郎』の菅原文太、クザンは『探偵物語』の松田優作、ボルサリーノは『北の国から』の田中邦衛、イッショウは『座頭市』の勝新太郎と言われています。

確かによく似ていますし、イッショウの『座頭市』のようにモデルとなった役の特徴をそのまま受け継いだかのような人物もいます。

三船敏郎

『高倉健』、『三船敏郎』、『石原裕次郎』などの候補が噂されてきましたが、根拠として気になるのが70巻のカバー折り返し部分のイラストです。

牛のツノを生やした男性の姿が描かれているのですが、三船敏郎に似ている気がします。

今までの大将たちのモデルの例から見ても怪しい上に、生えている角がいかにも牛っぽいのが、ミスリードを誘われているようで、素直にヒントと捉えて良いのか悩むところですよね。

原田芳雄

昭和の名優モデルの中で1番有力視されているのが原田芳雄です。

その根拠となる作品が『浪人街』といわれています。

4人の浪人が悪徳旗本の悪事を暴いて対峙する時代劇なのですが、4人の浪人を演じた俳優のうち2人が『田中邦衛』、『勝新太郎』とすでに大将のモデルになっているので、残る『原田芳雄』『石橋蓮司』のうち2人のどちらかが緑牛のモデルになっているのではないでしょうか?

それを踏まえて見ると、波打つ長めの髪という共通点から原田芳雄ではないかと考えられます。

緑牛の能力は「動物?」「草?」

緑牛の能力としてはどのようなものが考えられるでしょうか?

現在判明している海軍大将たちの能力と合わせて見てみましょう。

サカズキ

  • 異名:赤犬
  • 能力:マグマグの実(自然系能力者)

自らをマグマに変身させたり、地面の中を溶かしてマグマを生み出し、移動可能な火山弾を降らせるなどの能力があります。

エースを死に至らしめたのもこの能力でした。

ボルサリーノ

  • 異名:黄猿
  • 能力:ピカピカの実(自然系能力者)

レーザー発射だけでなく、光を刀に変えたり銃弾に変化させて撃ち込んだり、自身を光に変化させて高速移動することができます。

光の早さでの移動ができるだけでもかなりの脅威ではないでしょうか?

クザン

  • 異名:青雉
  • 能力:ヒエヒエの実(自然系能力者)

自身を氷結させたり、氷から武器を生み出すことができます。

かなりの広範囲をまとめて氷付かせることができるなど、その能力の強大さがうかがえる描写も見受けられました。

イッショウ

  • 異名:藤虎
  • 能力:名称・分類共に不明だが、重力を操る悪魔の実の能力者

実の名称やその分類もまだ分かっていませんが、重力を操る事ができるようですね。

物体を浮かせたり潰したりだけでなく、隕石を引き寄せるというのも衝撃的です。

 

はっきりと分類されていないイッショウ以外はロギア系が多かったのですが、ロギア系能力者の大将が減り、パラミシア系の可能性が高いイッショウが新たな大将となった事を考えると、バランスをとるためにゾオン系能力者という可能性があります。

また、マグマの赤、氷の青、光の黄など、大将たちの名前にある色にちなんだイメージの能力であることが多く、その法則と『緑』から植物を操るのではないか、とも考えられます。

「三年食べていない」という台詞も、植物ならば水と光で光合成をすることにより生活できている、ともとれるのではないでしょうか?

ただ、重力が紫というのが個人的にはしっくりこないので、根拠としては完全とは言いにくいところです。

あの作家さんに会えるかも!?

【まとめ】

緑牛の正体やモデルについてとその能力について考えてみましたが、個人的には原田芳雄をモデルにした新規キャラクターで、ゾオン系の能力者ではないかと予想しています。

これから更にヒントや情報が出て来て予想は覆されてしまうかもしれませんが、それもまた考察の面白いところだと思います。

緑牛の正体や能力も合わせて、今後どうなっていくのかが気になりますね!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です