「このコって、ホントはこんな人だったんだ!」
アニメ第3期・東京喰種:reでも、さっそくドジをやらかしている帆糸ロマ。
ピエロの構成員であったり、実は戦闘能力が非常に高かったりと秘密が多そうですよね。
おそらくその正体に、驚かされた人は多かったのではないでしょうか。
まさかピエロの創始者であり・SSSレートの喰種であり・そして51歳であったとは!
知ってた!?
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帆糸ロマってどんなキャラ?
- 帆糸ロマ
- 喫茶「あんていく」の新人アルバイト
- かつてのトーカを上回る皿割り回数を記録し、ドジっ娘の名をほしいままにする
- 「東京喰種:re」ではピエロのメンバーとして、非常に高い戦闘能力を見せる
- カネキに憧れているというが、その理由は「苦しみ悶える姿が美しい」から
彼女の初登場は「無印」の第84話。
トーカの弟・アヤトやヤモリたちアオギリ一派との戦いが終わった後、新人アルバイトとして喫茶「あんていく」にやってきました。
しかし、これがとんだドジっ娘。
皿を割るのは日常茶飯事、人間の調味料を喰種に出すなどの失敗を繰り返し、同僚の西尾錦からは「クソドジ」と怒られていましたね。
カネキに憧れて来たということでしたが、彼はすでに「あんていく」を離れた後でした。
この頃はそのドジっぷりに加え、あどけない少女ということもあって、癒されるコが登場したなんて思った方もいらっしゃるかも。
今になって思えば、みずからドジを装って状況を楽しんでいたのでしょう。
彼女が初登場する直前に行われた、アオギリによるコクリア襲撃。
その時脱走したというSSレートの喰種はロマであったことが「東京喰種:re」に入ってから明らかになりました。
カネキへの感情も、かなり倒錯的で異常な感情からくるものだったようです。
また「無印」の最終話で、ピエロの一員として活動する姿も描かれていましたね。
ナゾの組織ピエロ創始者だった!
「東京喰種:re」からはピエロのメンバーとして戦いの場に現れるロマ。
ピエロとはどんな組織なのでしょうか?
- ピエロのマスクを愛用する享楽主義者の集団
- 構成員はロマの他にウタ、ニコ、イトリ、死堪など
- CCGとは以前から抗争を繰り広げていて、有馬貴将が参加した掃討作戦でも壊滅させることはできなかった
- 旧多二福も「宗太」という名でピエロの構成員となっている
- 後にボスとしてドナート=ポルポラが登場
- 目的は不明だが「東京喰種:re」ではハイセをカネキに戻すべく暗躍していた
「人間オークション編」後の第31.5話で、ウタがハイセに眼帯のマスクを贈っていました。
かつてカネキが喰種としての能力をコントロールできなかった頃に使っていたもの。
ハイセの中に眠っているカネキの記憶を揺さぶろうとしたのでしょうか。
そして思惑通り、ハイセが過去の記憶を求めるきっかけとなりました。
- クラウンの異名をもつドナート=ポルポラをコクリアから解放する。
- V(喰種の巨大組織)を組織した和修一族を殺害する。
- 各区のCCGを襲撃する。
その後もピエロとしての真意が見えない行動が続いていましたが、第135話で突如すべてが明らかにされます。
ピエロの創始者であった、ロマの独白によって。
正体はSSS喰種
瓜江久生と黒磐巌がCCG新局長となった旧多二福に反旗を翻し局長室へ乗り込んだ時、そこに現れたのが、旧多が呼び寄せたロマたちでした。
ロマは巨大な生物に変化を遂げ、瓜江を背後から刺し貫きます。
野菜の房のような頭部に巨大な口、そして眉間から生えているように見えるロマ本体の正体はSSSレートの喰種「うろんの母」だったのです。
SSSレートはCCGが認定した喰種の中で、最上級の危険度を示す存在、作中ではSSSレートの喰種は、エトと芳村の2名しか登場していませんね。
そして、ロマはピエロを創設するに至った経緯を語り始めます。
- 子供の頃から人の肉を喰い、喰種も喰い、やがて退屈しのぎとなり、そして飽きた
- そしてふと、狩るだけの存在だった人間たちの「醜さ」「脆さ」「弱さ」そして「楽しさ」をうらやましく思うようになった
- 人間たちをもっと混乱させ、無残に殺し、情けなく生かしたい
- 彼らは神から与えられたパンとサーカスであり、愉快に混乱させて喝采を浴びるためピエロを作った
その中で、セリフの端々からさらに驚愕の事実が判明します。
- 帆糸ロマという名が数ある仮名のひとつにすぎず、本名はない
- 少女のようにふるまっていたが、実年齢は51歳であった。
- CCG総議長・和修常吉が若いころに討伐したというSSSレートの喰種が、ロマこと「うろんの母」であった
これまで組織の全貌どころか、目的さえもわからなかったピエロ。
実際に構成員はみな、ロマが創始者であることも知らなかった様子でした。
その目的は、人間と喰種の社会を徹底的に混乱させることだったというわけですね。
彼女は同じ第135話で、カネキと旧多に対してこうも言っています。
「パレードしておくれ、かわいこちゃん。あのときの地下の王みたいに」
彼女がカネキに執着し、旧多のために行動した理由がかいま見えます。
その後、旧多はカネキを竜化させるべく行動しました。
しかしこれも、すべて彼女のてのひらの上で踊らされていただけなのかもしれませんね。
結局、この戦いでロマは瓜江によって頭部を切断され、「さよなら」という言葉とともに散っていくのでした。
【まとめ】東京喰種:re・ロマの正体
退屈しのぎのためピエロを創設し、人間と喰種の社会を混乱させるために暗躍した帆糸ロマ。
カネキと旧多の二人を彼女にとって最高の形で対峙させるのが、彼女の究極の目的だったのではないでしょうか。
瓜江に倒されたロマは本当に死んでしまったのか。
残されたピエロのメンバーたちは、今後どのような行動をとっていくのか。
ますます気になるところですね。