「あれがカネキよ」。
アニメ第3期「東京喰種:re」でも、運命に翻弄され続けるハイセ=カネキ。
旧多二福が「ラスボス」として用意すると言っていた「竜」の正体が、まさかのカネキであったことが判明しました!
そもそも東京喰種:reにおける「竜」とは何なのか。
カネキが「竜」となった経緯と、その後についてご紹介しちゃいます。
知ってた!?
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東京喰種:reの竜とは?
ファンタジーRPGでは定番の、人肉をむさぼり喰うモンスター・グール。
東京喰種:reという作品はこれをモチーフとした喰種たちの物語でした。
その物語に「竜」という存在が語られはじめたのは第128話。
ピエロのメンバーたちの前で、旧多二福がその存在を口にします。
彼の言葉からその内容をまとめると
- これまで和修一族が、何らかの理由で表に出してこなかった存在
- エトや有馬貴将でさえもワンパン(一撃)で倒せてしまうほどの最強の敵
- 和修のルーツにちなんで「竜」と呼ぶ
- それは旧多の「味方」である
旧多が「ラスボス」とも称するこの「竜」という存在、はたして何なのでしょうか。
江戸時代には、すでに喰種と戦う一族として名を馳せていたという和修一族。
そして100年前に「隻眼の喰種」という強大な存在を倒すため、「V」という組織が和修一族によってつくられたとのこと。
そして現在ではCCG(喰種対策局)を取り仕切っていた和修一族。
しかしその和修一族もまた、喰種の一族だったということも判明しました。
第131話では「24区」の地下に破壊し尽された街があり、それが「竜」の仕業であるという情報も出ています。
喰種でありながらも、何らかの理由があって喰種と戦ってきた和修一族。
100年前に現れた「隻眼の喰種」が「竜」であったのか。
それとも「隻眼の喰種」を倒すために用いたのが「竜」であったのか。
どちらにしても、あまりに強大すぎる力のためその存在を表に出すことを禁じてきた。
……というのが、素直な解釈といえるでしょうが、はてさて。
カネキが竜と判明!
その後、旧多はCCG新局長に就任し、新部隊・オッガイを使って喰種壊滅に乗り出します。
班長・葉月ハジメによる黒山羊潜入の後、旧多は「コウリュウギ」という作戦コードで黒山羊壊滅の指令を下しました。
「コウリュウギ」
漢字に直せば、ここまでの流れからして「降竜儀」となるでしょうね。
あまりに直球すぎるコードネーム、もしCCGの中に賢明な人がいたら気付いてしまいそうな気もしますが……。
ともあれ六月透やオッガイに加え、鈴屋什造ら捜査官も加えて壮絶な戦いが始まります。
トーカとヒナミを助けるべく、鈴屋に戦いを挑むカネキ。
しかし両手・両足をもぎとられ、戦闘不能に追い込まれてしまいます。
突如はじまったカネキの脳内会議でいろいろ紛糾するも、最後は「トーカに会いたい」という想いが満場一致で可決。
目前で彼を罵倒していたハジメにかみついたのを皮切りに、オッガイたちを次々に捕食。
そしてハジメや、その場に現れた旧多をも捕食した後、巨大な「竜」へと変貌を遂げたのです。
旧多は捕食される直前、「お食べ、赤ちゃん」「僕の勝ちだ」と笑いながら言っています。
すべてカネキを竜化させるための、旧多の計画であったことは間違いありません。
100年前に現れた「竜」を、自分の手で作り出す。
それが旧多の目的だったのでしょうか?
竜化したカネキはどうなった?
リゼベースのカネキに、同じリゼベースのオッガイたちを捕食させて「竜」を作り出す。
こうして生まれた「竜」でしたが、暴走状態のままカネキ「竜」は地上へ。
そして東京の街を無差別に破壊し始めました。
その後、ヒデや亜門鋼太郎たちの助力によって、喰種とCCGによる協力体制が確立されました。
そして嘉納のもとで働いていたという西尾錦の恋人・西野貴未が再登場。
彼女によって、眼球が「竜」の弱点であり、カネキの本体もその近くにいると発覚します。
そしてトーカがカネキに贈った指輪がきっかけとなって、ついにカネキを発見。
カネキを「竜」から引きはがすことに成功したのです。
生還したカネキは「喰種と人間が共存する世界を作る」ことを目的に黒山羊を結成しました。
はからずも彼を救出するため、喰種と人間が手を取り合う形となりましたね。
しかし、この一件で人間が喰種化するという現象が多発。
そして「竜」の残骸ともいえる体表の卵のような繭のような、そこから出てきた者が。
やはり死んでいなかった旧多が、それを出迎えます。
「おはようリゼ。僕のかわいい竜」。
カネキを竜化させたことも、彼にとっては単なるプロセスでしかなかったようですね。
この髪の白いリゼこそが、旧多のいう「ラスボス」なのでしょうか?
【まとめ】東京喰種:re・竜の正体カネキ
旧多の策謀によって「竜」と化してしまったカネキ。
その裏側で和修一族や、喰種の起源ともいうべきものなど、いろいろな秘密が浮き彫りとなっていきました。
そして最後はカネキの竜化が単なる通過点にすぎず、リゼというさらなる「竜」が誕生したという展開に。
ますます混迷の度合いを増していく東京喰種:re。
しかしこの一件で、喰種と人間が手を取り合うという希望も、ついに形となりました。
きたるエンディングに向けて、この希望がどう広がっていくのか。
そしてカネキたちがどういう結末を迎えるのか、とても楽しみですね!