もうすぐ連載が再開されるハンターハンター。
やはり大きなみどころは、カキン王国の王位継承戦ではないでしょうか。
それぞれの王子にとりついている守護霊獣や、王子たちが使う念能力は気になりますよね。
中でも第2王子カミーラの念能力は、非常に強力なものでした。
ここではカミーラの念能力「百万回生きた猫」についてまとめてみましょう。
第2王子カミーラってどんな王子？
エレガントな雰囲気をもつ女性です。
女性ではありますが、カキン王国では王位継承に男女は関係ないため第2王子となります。
内面は非常に高慢でヒステリック。
自分を「カミィ」と呼び、また自分の思い通りにならないと気が済まないなど年齢に反比例して子供っぽい性格でしたね。
王位継承戦には積極的で、他の王子たちを全員殺害することも躊躇しません。
それどころか父王に対して「死以外を脱落と認めないでほしい」とまで言っていました。
ベンジャミンと同様、念能力を使うことができる王子の一人です。
房のたくさんついた樹木のような守護霊獣がついており、ある条件を満たした者を意のままに操ることができるとのこと。
しかしカミーラは念能力に圧倒的な自信を持っており、守護霊獣の力をほとんどアテにしていませんでした。
カミーラの念能力を解説
ハンターハンター最強候補のゴレイヌ、カミーラ王子勝てなさそう https://t.co/UiVOtUHwnL pic.twitter.com/RenVaVOVod
— くまくま (@xbar988t) May 24, 2018
カミーラの念能力「百万回生きた猫」
おそらく具現化系の念能力でしょう。
カミーラが殺害されると巨大な黒猫の念獣が出現。
黒猫はカミーラを殺害した者をコネ潰し、カミーラに与えることで蘇生させます。
以前ヒソカが自分のオーラに心臓マッサージをさせて生き返ったことがありましたが、こちらは念能力そのものに蘇生能力があるのです。
しかも蘇生後は満身創痍だったヒソカと違い、カミーラは五体満足で復活していました。
黒猫の念獣が相手を殺害できない可能性も否定できませんが、オーラを発していない状態にすることで黒猫の攻撃力を増大させることもできます。
カミーラを殺そうとする者にたいして罠を張る、迎撃タイプの念能力といえるでしょう。
念能力の詳細を知らなければ、まず回避することはできませんね。
つまり、カミーラを殺すことはできないということ。
カミーラは父王に対して「死以外を脱落と認めないでほしい」と言っていました。
この発言は苛烈な性格というだけでなく
- カミーラ自身は死なないため、脱落する可能性がなくなる
- 他の王子がカミーラを狙うことで、逆に他の王子を全員殺害することができる
という思惑があったからでしょう。
カミーラは自分の念能力に絶対の自信を持っており、みずからの手でベンジャミンを殺害しようとしたのですが……。
カミーラの念能力の弱点とは
カミーラの念能力は、カミーラを殺害することで能力が発動します。
裏を返せば
- カミーラを殺さなければ、念能力は発動しない。
- 死ぬために、相手の攻撃を受け続けなければならない。
という弱点が存在するということでもありますね。
念能力の内容さえ知ることができれば、念能力を完全に封じることができるでしょう。
カミーラを殺さなければいいわけですから。
ベンジャミンはすでに、カミーラの念能力の弱点に気付いていました。
カミーラを殺害せずに拘束したため、カミーラの念能力は発動しなかったのです。
念能力に絶対の自信を持っていたカミーラですが、手の内を明かせば不利になるという念能力の特徴がそのまま表れたともいえるでしょう。
結局カミーラは、ベンジャミン殺害未遂の容疑で投獄されることになりました。
その後、カミーラの念能力をベンジャミンが知ることができた理由が明らかになっています。
ベンジャミンの前に、カミーラに殺害された私設兵ムッセ。
相手の言動をすべて自分に伝えるという諜報用の念能力「裏窓の鳥」を、ムッセはカミーラにとりつかせていました。
ムッセの死後、ベンジャミンの「星を継ぐもの」の念能力で「裏窓の鳥」がベンジャミンに受け継がれます。
そしてベンジャミンは鳥を介して、カミーラの意図や念能力の内容を知ったのでした。
【まとめ】カミーラの念能力
第2王子カミーラの念能力「百万回生きた猫」についてまとめてきました。
念能力の力でまず死なないという強力さでしたが、迎撃型ゆえの弱点も露呈してしまいましたね。
やはり念能力は、手の内を見せた方が負けということでしょうか。
ベンジャミンや私設兵を侮ったカミーラも、うかつだったという以外にありません。
しかしカミーラは投獄されたものの、まだ脱落してもいないでしょう。
守護霊獣の力もありますし、まだまだ王位継承戦を引っかき回しそうな気がします。
