もうすぐ連載が再開されるハンターハンター。
やはり焦点となるのは、激化しつつあるカキン王子の王位継承戦でしょう。
中でも第1王子ベンジャミンは第2王子カミーラを難なく退け、存在感を見せつけました。
ベンジャミンの念能力は「星を継ぐもの」。
ここではベンジャミンの持つ強力な念能力について、おさらいしていきましょう。
第1王子ベンジャミンの人物像
カキン王国第1王子で、軍事最高副顧問。
かなり短気でキレやすく、自信家でプライドも高いという性格でした。
しかしベンジャミンはきちんと理詰めで説明すれば、納得して部下の進言を受け入れるという柔軟さも持っています。
そのため部下からは「王の器」と大きな信頼と忠誠を向けられていました。
王位継承戦には積極的で、王は自分以外にいないと断言しています。
そのために他の王子を殺害することになっても、ベンジャミンはまったく躊躇していません。
特に第4王子ツェリードニヒとは仲が悪く、直々に殺すとまで言うほどです。
守護霊獣は「大きな歯茎をもった口と、やや小さめの口を持った虫のような姿」。
部下からは、王にふさわしい雄々しい霊獣と言われていました。
ベンジャミンの念能力を解説
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— 超マンガ速報 (@chomanga01) February 16, 2018
ベンジャミンの念能力「星を継ぐもの」
ベンジャミン念能力は「星を継ぐもの」という特質系念能力。
忠誠を誓った念能力者が死亡すると、ベンジャミンは念能力を受け継ぐことができます。
ただし「カキン国王軍学校を卒業したベンジャミンの私設兵」という非常に限定的な条件がついていました。
もちろんベンジャミンの私設兵は全員、条件を満たしています。
というよりは、条件を満たす者だけで私設兵を構成しているのでしょう。
私設兵の方も、念能力をベンジャミンに捧げることを本望と思っているのかもしれません。
ベンジャミンが念能力を受け継ぐと、指に星のマークがつきます。
すでに3つの星マークがあるため、ベンジャミンは3つの念能力を受け継いでいることになりますね。
他人の能力を受け継ぐという点でクロロと似ていますが
- クロロは本の能力について書かれたページを開く必要があるが、ベンジャミンは特にそのような制限はみられない
- クロロは元の念能力者が死ぬと奪った能力を使えなくなるが、ベンジャミンは元の念能力者が死亡することで能力を受け継ぐ
- クロロは能力を奪うために面倒な手順が必要だが、ベンジャミンは部下が死ぬと自然に能力が受け継がれる
といったメリットがあります。
受け継ぐことができる能力の数に制限があるのかなど不明な部分もありますが、人の上に立つ者としてふさわしい能力といえるでしょう。
ベンジャミン私設兵の念能力
すでにベンジャミンが受け継いだ念能力や、これから受け継がれる可能性のある私設兵の念能力をお伝えします。
裏森の鳥
ベンジャミンの私設兵ムッセが持つ念能力。
おそらく具現化系であり、鳥を具現化して相手に取りつかせるという能力です。
作中で使った鳥はミミズクで、相手の言動をすべて知ることができます。
具現化できる鳥は3種類あり、他の2種類は現在のところ不明。
ムッセがカミーラに殺害されたため、念能力はベンジャミンに引き継がれました。
ベンジャミンに引き継がれた後も鳥はカミーラにとりついており、そのおかげでベンジャミンはカミーラの能力を知ることができたのです。
虚空拳
ベンジャミンの私設兵ビンセントが持つ能力。
名前からすると放出系でしょうか。
ビンセントは第14王子ワブルを殺害するために警備兵として潜入していましたが、正体がクラピカに発覚してしまいます。
念能力を発動しようとしましたがクラピカに妨害されてしまい、念能力の詳細は不明のまま。
最後は毒を飲んで自殺し、ビンセントの能力はベンジャミンに受け継がれました。
異邦人
ベンジャミンの私設兵リハンが持つ念能力。
おそらく具現化系でしょう。
相手の能力を見極めることで、天敵となる能力を体内で育てるという能力です。
強化系や放出系のようなシンプルな念能力者には効果が薄いとのこと。
リハンは第8王子サレサレへのスパイとして潜入しました。
サレサレの守護霊獣の特性を見抜いたリハンは、体内で対抗策となる能力を育てています。
まだリハンは死亡していませんが、死亡した場合は育てた能力ごとベンジャミンに移ることになるでしょう。
【まとめ】ベンジャミンの念能力
第1王子ベンジャミンの念能力「星を継ぐもの」をお伝えしてきました。
忠実な私設兵の念能力を、私設兵の死後に受け継ぐという特質系の念能力でしたね。
部下の犠牲をいしずえに前進し続けるという、まさに王にふさわしい念能力なのかもしれません。
私設兵の方も、ベンジャミンに生命も念能力も捧げる覚悟ができているようです。
やはりベンジャミンは、他の王子とは一線を画しているといえるでしょう。
