ヒロアカ・脳無の正体が判明!ツバサくんとドクターなのか?

ヒロアカ脳無正体ツバサ

ヒロアカに登場する異様な姿の改人、脳無。

そのうちの翼のある脳無の正体について、単行本7巻のおまけページで作者自身によって仄めかされました。

そこで紹介されたツバサくんという目立った活躍の見られなかったキャラクターと、示唆された点を結びつけていくと、翼のある脳無の正体やその周囲の悲劇的な様子が浮き彫りになってきました。

脳無とは?いったい何者なの?

脳無というのは、正義のヒーローと敵対するヴィラン連合のリーダー死柄木弔が連れてきた、オールマイト対策用にDNA操作や薬物によって作り出された改人(改造人間)で、単行本2巻に初登場しました。

ヴィラン連合の参謀的な立場である『先生』ことオールフォーワンの能力で個性を与えられている脳無は、個々の戦闘能力が非常に高く、『ヒーローの中で最強』と名高いオールマイトと渡り合うほどの力を持っていますが、自分の意思では動くことが出来ず、死柄木たちの命令によってしか動けません。

それは改造の影響や、強制的に与えられた個性の負荷に耐えられず、傀儡化してしまったためであると考えられます。

脳がむき出しで上半身裸に裸足という異様な見た目が共通点ですが、どのようなものがいるのでしょうか?今までに登場した脳無と合わせてまとめてみます。

黒い脳無

  • 登場:USJ襲撃事件
  • 個性:超再生、ショック吸収

筋骨隆々の強靭な肉体と黒い表皮が特徴の作中に初めて登場した脳無で、その異様な姿と高い戦闘能力も相まって強烈な存在感を焼き付けました。

イレイザーヘッドを圧倒し、オールマイトとも互角に渡り合う強さを見せつけましたが、打ち合いの結果オールマイトよって倒されています。

上顎と目がない黒い脳無

  • 登場:保須市襲撃事件
  • 個性:超再生

死柄木によって送り出され、ステインと一緒に現れた3体の脳無のうちの1体です。

黒い脳無と似通った姿をしていますが、上顎と目がないのが大きな違いと言えるでしょう。

原作でははっきりとした描写はありませんが、アニメでは『超再生』の個性を持ち、エンデヴァーに敗北しました。

4つ目の白い脳無

  • 登場:保須市襲撃事件
  • 個性:筋力の増強、吸収と放出、舌での捕縛や攻撃

死柄木によって送り出され、ステインと一緒に現れた3体の脳無のうちの1体です。

描写されているものだけで3つもの個性を有している上に、とても長い手足と俊敏な動きを活かした攻撃をしてきました。

エンデヴァー、グラントリノらと戦って敗れています。

翼のある脳無

  • 登場:保須市襲撃事件
  • 個性:翼での飛翔

死柄木によって送り出され、ステインと一緒に現れた3体の脳無のうちの1体です。

翼を持ち、比較的細身の身体と口をマスクで覆っているのが特徴で、戦闘能力についてはあまり描かれず、飛び回りながらヒーローたちを惑わせていました。

エンデヴァーに攻撃され、ステインのナイフで脳を刺されて倒されるのですが、その際にデクを拐って逃亡しようという謎の行動をとっています。

単行本7巻のおまけページで正体が示唆され、その悲しい事情が明らかになりました。

荼毘に従う脳無

  • 登場:林間合宿襲撃事件、爆豪拉致事件
  • 個性:背中から数多の工具を発現

爆豪を拉致するためにヴィラン連合が林間合宿を襲った時に登場しました。

死柄木が荼毘に貸与したという事になっていますが、荼毘の指示で動くことが最も大きな特徴と言えるでしょう。

背中からドリルやチェーンソーを持った手を出して攻撃するという個性を持っていましたが、八百万に埋め込まれた発信機でアジトが特定され、捕縛されています。

その他の脳無

  • 登場:爆豪拉致事件
  • 個性:不明

ヴィラン連合に拉致された爆豪を助け出しに向かった際に、アジトには脳無たちの集団がいました。

荼毘に従う脳無と同じく、アジトに乗り込んだヒーロー達に敗北しています。

ツバサくんとデク

7巻のおまけページで紹介されたツバサくん。

今まで特に目立った活躍の描写はなく、正直に言うといたっけ?と思ったくらいのキャラクターなのですが、実は1巻の1話に登場していました。

ツバサくんは丸顔でふくよかな体型をしていて、赤く大きなコウモリのような羽を持ち、爆豪と一緒になってデクをいじめていた幼なじみとして登場していることから、デクの幼なじみと言っても間違いなさそうです。

小学校までは一緒の学校に通っていましたが、中学からは別々の学校に別れてしまったようで、以降の登場はなかったツバサくんは、ツバサ医院の息子でもありました。

そしてその事実こそが、悲しい事情につながってしまうのです。

ツバサくんが脳無の正体?ドクターの正体も?

7巻のおまけページにおいて、作者自身によって翼のある脳無の正体が1巻に登場したツバサくんだと示唆されました。

デクと爆豪にとって幼なじみといえる少年が脳無にされてしまっているというのも衝撃的ですが、最大のポイントはツバサくんがツバサ医院の息子であるということです。

1話でデクを無個性であると見抜いたツバサ医院の院長が祖父にあたるのですが、その院長らしきシルエットが59話でオールフォーワンの側にいる描写があったことから、院長が『ドクター』であるという疑惑が浮上してきたのです。

『ドクター』の正体が院長であるなら、ツバサくんは実の祖父に改造されてしまったという可能性も出てきます。

それは本当に悲しい事ではないでしょうか?

あの作家さんに会えるかも!?

【まとめ】

単行本のおまけページという、意外な場所で明かされた翼のある脳無の正体と、そこから導き出された『ドクター』の正体の可能性。

本当に院長が『ドクター』であるならば、実の孫まで改造してしまったその真意とは何なのでしょうか?

これからその謎が明かされていくのか気になりますね!

 

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