七つの大罪・第224話において聖戦のあった3000年前の女神エリザベスと同一人物であったことが判明しているエリザベス。
メリオダスと恋に落ち、魔神族を助けてしまったエリザベスは最高神によって「永劫の輪廻」という呪いをかけられています。
エリザベスにかけられた呪いとはどんな呪いなのか?呪いを解く術は無いのか?
あらためて見ていきましょう。
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エリザベスとは?
- 本名:エリザベス・リオネス
- 種族:人間
- 所属:リオネス王国第3王女
- 闘級:1925
- 魔力:不明
エリザベスはリオネス王国の王女ですが、国王バルトラの実子ではありません。
16年前に壊滅したダナフォールで生まれ、バルトラの養子として育てられてきました。
女神族の力であるドルイドの光の魔力を使うことができます。
エリザベスの特徴として上げられている
- 右目に女神族の紋章がある。
- ヘンドリクセンはエリザベスを「ドルイドの巫女」「女神族の使徒」と呼んでいた。
- ドルイドのジェンナがエリザベスは「リズの生まれ変わり」と言及していた。
- 3000年前の聖戦の時代にもエリザベスという女神がいた。
このことからエリザベスは女神族と関わりがあるのではないかと言われてきました。
3000年前の女神エリザベスとは?
3000年前にも、エリザベスという女神族がいました。
- 3000年前に魔神族と戦った女神族の一人。
- 最高神の娘で、四大天使よりもさらに上の位にある。
- 争いを嫌う性格であり、魔神族を含む全種族の融和を目指していた。
- 十戒の統率者だったメリオダスと恋に落ち、それが聖戦の引き金となった。
エリザベスは最高神の娘であり、女神族でも四大天使よりもさらに高い地位でした。
四大天使のタルミエルやサリエルはエリザベスの思想に共感し、マエルに至っては恋心まで抱いていたほどです。
しかし強硬派であるリュドシエルは、陰でエリザベスに反目していました。
魔神族との戦いの中でエリザベスはメリオダスと出会い恋に落ちてしまうのですが、このことからメリオダスが魔神族を裏切り、聖戦が始まるきっかけとなりました。
エリザベスの呪い
エリザベスの正体は呪われし女神
第224話でのエピソードです。
マーリンにかけられた呪いを解くため、エリザベスはマーリンの意識の中へ飛び込みます。
そこで出会ったゼルドリスはエリザベスを「呪われし女神」と呼びました。
エリザベスは3000年前の女神エリザベスそのものであり、最高神によってかけられた呪いは現在も兄メリオダスを苦しめているというのです。
納得ができないエリザベスは、ゼルドリスに過去のすべてを思い出したいと願います。
元の世界に戻ると、エリザベスはすべての記憶を取り戻していました。
そしてこれまで片目だけだった女神族の紋章が、もう片方の目にも浮かび上がります。
エリザベスにかけられた呪い
その後、メリオダスはエリザベスの呪いについて語り始めました。
- エリザベスが受けた呪いは「永劫の輪廻」。
- 女神族としての記憶をなくしたまま、人間として転生する。
- メリオダスと出会えば必ず恋に落ちる。
- 記憶を取り戻すと、3日後にメリオダスの前で死ぬ。
- 再び記憶を失って生まれ変わり、永遠にこの運命を繰り返す。
3000年前の聖戦の後、魔神王と最高神によってメリオダスとエリザベスに呪いがかけられることになりました。
メリオダスの呪いである「永遠の生」に対しエリザベスの呪いは「永劫の輪廻」であること。
エリザベスとの死別を、メリオダスはすでに106回繰り返してきたといいます。
16年前にダナフォールで死別したリズは、106人めのエリザベスでした。
ダナフォールの聖騎士だったリズは、聖騎士長であったメリオダスと恋に落ちます。
しかしリズはフラウドリンによってメリオダスの目の前で殺害されてしまいます。
その後、赤子として転生したのが107人めである現在のエリザベスだったのです。
しかしそのエリザベスも女神族の記憶がよみがえってしまいました。
といおうことは、現在のエリザベスも3日後には死ぬ運命にあるというわけです。
エリザベスの呪いは解けるのか?
マーリンは呪いをとくために必要な条件として「魔神王もしくは最高神に匹敵する力を得る」ことが必要であると告げました。
魔神王や最高神を倒すなり、その魔力を打ち破るなりしなければならないのでしょう。
かつて魔神王は自分の力の半分を十戒に分け与えたと言います。
十戒すべての闘級を合計してみましょう。
- ゼルドリス:61000
- エスタロッサ:60000
- ガラン:27000
- メラスキュラ:34000
- グレイロード:39000
- モンスピート:53000
- デリエリ:52000
- グロキシニア:50000
- ドロール:54000
- フラウドリン:31000
- 合計:461000
メリオダスの本体はゼルドリスやエスタロッサとともに、十戒の戒禁を回収しています。
そうすることで魔神王と同等の闘級を得ることができるのです。
ただ、その方法だとメリオダスの感情がどうなってしまうのか気になりますね。
戒禁とは魔神王の力そのものですから、すべてを取り込めば十戒の統率者時代のかつてのメリオダスに戻ってしまう可能性が高いのです。
そしてそれは魔神王のもくろみでもあります。
一方でメリオダスの感情の方は現世に戻るべく煉獄で魔神王と対峙しています。
メリオダスの感情が戻った時どうなるのか、とても気になりますね。
【まとめ】エリザベスの呪い
エリザベスの呪いとは?その解き方を考察してみました。
メリオダスは3000年もの間、すでに106回もエリザベスと悲しい別れをしているのですね。
エリザベスの方も、必ずメリオダスを置いて死んでしまうということ。
なんとも切なくて残酷な呪いですが、最高神がエリザベスにこんな呪いをかけた真意が気になりますね。