東京喰種:re・嘉納の目的は?死亡により判明した目的と行動背景

東京喰種:re嘉納死亡目的

東京喰種:reにおける重要キャラクターで、作品の初期から多くの人物に半喰種化手術を繰り返し施してきた嘉納教授が死亡しました。

彼の死によって明かされた彼の行動の理由と、その目的とは何だったのでしょうか?

嘉納教授登場はここから

嘉納教授は、嘉納総合病院の医師として『東京喰種』第1話から登場していました。

鉄骨落下事故で死にかけていたカネキに強引に臓器移植を行い、彼の命を救ったかに見えましたが、移植されたのはリゼの臓器で、それによってカネキは半喰種と化し、運命が大きく動くことになります。

かつてはCCGで解剖医だった嘉納は、その当時から喰種に興味があって、解剖医として勤務する裏で喰種に関わる実験を色々と繰り返していました。

半喰種化手術を施し、人間を半喰種化させるには、喰種の捕食器官にあたる赫子の発生源である赫包という臓器を移植する必要があるのですが、嘉納教授は救命のためという名目で故意にカネキにそれを移植していることから、実験のつもりでの臓器移植であったと考えられます。

そしてこれ以降、嘉納は作中で何度も実験を繰り返し、多くの人物を半喰種と化していくのでした。


嘉納教授マッドサイエンティスト行為

それでは、彼のマッドサイエンティスト行為とはどんなもので、その行為を受けたのはどんなキャラクターだったのでしょうか?

カネキを半喰種化

旧多二福によって仕組まれていた鉄骨落下事故に遭い、瀕死の重傷を負ったカネキに、リゼの臓器を移植して半喰種化させました。

一見人命救助のための医療行為にしか見えなかった手術でしたが、実のところはリゼをベースにした半喰種を生み出すための実験でしかなかったようです。

カネキを「プロトタイプ」と称していたのがいい例と言えるでしょう。

ただし、半喰種化手術が失敗した場合は、外見も内面も人間として普通でなくなるか死亡するかのどちらかな上、リゼベースの実験の成功率は0.25%とかなり低い事を考えれば、悲劇的な実験に巻き込まれたとはいえ、カネキの場合はまだ運が良い方だったのかもしれません。

安久黒奈・奈白を半喰種化

この二人も嘉納の騙し討ちによって半喰種化手術を受けてしまいました。

そして、嘉納にとってはカネキの半喰種化手術は事前準備のようなもので、彼女たちこそがリゼベースの本命といえるものでした。

しかし結果としては、実験体であるカネキよりも性能が劣るということから、重傷を負ったシロを見捨て、クロナの怒りを買うことになります。

滝澤政道を半喰種化

アオギリの樹に合流した後は、エトたちが連れてくるCCG捜査官たちを使っての半喰種化手術を継続していた嘉納。

その中でCCG捜査官だった滝澤政道も、嘉納により『不殺の梟』芳村をベースに半喰種化手術を施されました。

そして喰種化促進のために過酷な拷問を受けたり、知らない内に家族を食べさせられたりと、嘉納のマッドサイエンティスト行為の犠牲者になってしまいました。

亜門鋼太郎を半喰種化

オウルこと滝澤政道と同じく、半喰種化手術の対象となり、『不殺の梟』芳村の赫包を移植されました。

しかし、赫子の発現には成功しましたが、Rc細胞値が10,000を超えるという増殖異常を起こしたため、失敗作(フロッピー)として廃棄されそうになってしまいます。

結果的にスケアクロウによって助け出された亜門は、失敗作とはいえその能力を嘉納から高く評価され、廃棄を惜しむ発言をされていました。

旧多二福に半喰種化手術

元々半喰種だった旧多二福は、作中で唯一半喰種化手術を受けた半人間となります。

アオギリの樹壊滅後、旧多の協力者となった嘉納は、リゼをベースにした量産型の半喰種であるオッガイと呼ばれるクインクスを作り出しました。

そして旧多にもリゼの『核』を移植し、SSSレート喰種『不殺の梟』を瞬殺できるほどの実力を与えることに成功しています。

カネキの竜化を手助け

オッガイによる黒山羊襲撃の際、四肢を失い絶体絶命の窮地に陥ったカネキは、ハジメを皮切りにオッガイを次々と捕食していき、更に旧多のもつ『核』を取り込んで異様な姿に変貌し、赫子はとてつもない大きさになって遂には竜化してしまいます。

そのカネキの竜化へのきっかけとなったオッガイを生み出し、旧多に『核』を移植したのも嘉納であることから、カネキの竜化を手助けしたと言えるでしょう。

嘉納教授死亡って誰がやった?

カネキの竜化の後、嘉納は自身の母親の墓を訪れています。

その場に嘉納を尾行してきたクロナが現れ、嘉納とクロナは言葉を交わしていきました。

自分がこれまで実行してきた行動や実験の目的を語り、「カネキが竜化されたことにより自分の目的も果たされた」と言う嘉納。

そんなの彼を憎み、殺意すら抱えているクロナに「死んで償え」と詰られますが、「償いに興味はない」という嘉納はクロナの訴えを退けます。

そしてクロナに「すまなかったね」と謝罪の言葉を遺して、自らのこめかみを拳銃で撃ち抜いて命を絶ってしまいました。

嘉納教授のマッドサイエンティストにも目的があった

嘉納のことを調べていたヒデ、ヒデが面会した喰種専門家の小倉、そしてクロナとの会話における嘉納自身の発言によって、嘉納の数々の凄惨な行為の目的がある程度明らかになりました。

それは、「ヒトへの喰種の医療利用」であると言えるでしょう。

以前は明るく快活だったらしい嘉納が変わってしまったのは、母親の病死が影響していたようです。

病身の母親がきっかけとなって医師を目指していた嘉納は喰種の強い再生能力を知り、それを医療利用することを思い付きます。

しかし嘉納のその思い付きは、倫理的な問題や、喰種の能力のことを公にはしたくない和修一族の思惑によって、容認されることはなかったのです。

和修一族は、喰種を人間にとって忌むべき存在とし、一般には都市伝説並みに実在を認知されず、現れた場合には抹殺する対象となるような社会の仕組みを作り上げ、その社会構造が継続することをよしとしてきました。

それを「歪んだ鳥籠」と表現して、破壊することを狙っていたアオギリの樹やピエロに協力する嘉納の目的にも、それを破壊するというのは合致していたのでしょう。

彼が半喰種化実験を繰り返し、多くの人物を半喰種と化したのもそのためだったと考えられます。

嘉納にとっては、和修一族が隠しきれないほどに喰種とその能力を世界に広め、喰種の研究を促進させて、医療への応用が可能であることを世間に認知させることこそが目的だったのではないでしょうか?

そして、それが充分に果たされたと判断した嘉納は、使命を果たしたと言わんばかりに命を絶ってしまったのでした。

【まとめ】東京喰種:re・嘉納の目的

数多くの半喰種化手術や拷問などの実験によって、たくさんの人物の運命をねじ曲げてしまった嘉納は、間違いなくマッドサイエンティストと言えるでしょう。

しかし、嘉納の凄惨な行為の目的は、人間への医療行為に喰種を利用するための研究をもっと世間に広め、人間の命を救いたいというものでした。

嘉納のマッドサイエンティスト行為は倫理的にも許される事ではありませんが、その裏では喰種の存在をひた隠し、発覚すれば殺害するという和修家によって作られた「歪んだ鳥籠」の破壊に一役買っていたという見方も出来ます。

果たして「歪んだ鳥籠」は破壊され、喰種が認知されるようになった後、人間と喰種は分かり合う事ができるのでしょうか?

とても気になりますね!

 

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