約束のネバーランド・ノーマン黒幕説ってご存知ですか?
ノーマンが出荷された時、また再登場した時に、まことしやかに囁かれていました。
「脱走計画の黒幕」という意味と「ノーマンが鬼の側につくのでは」という二通りの意味があります。
現在は話が進んで真相は明らかになってしまいましたが、ここでは後者の黒幕説についてみてみましょう。
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知ってた!?
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約束のネバーランド・ノーマン最新情報
やむを得ず出荷される場合#FF14 pic.twitter.com/IxAyMj5tpP
— ゆーうぃん@FF14アレキ聖鯖 (@youwin_ff14) February 21, 2017
単行本4巻30話、エマ達と脱出の準備をしていたノーマンは出荷されてしまいました。
しかし単行本9巻74話、ノーマンは生きていて「ラムダ7214」試験農園に研究材料として囚われていたのです。
再々登場するのが118話、ノーマンはエマ達と再会を果たします。
そしてノーマンの最新情報ですが、118~120話で明らかになっていることをまとめてみました。
- ラムダ7214 で共犯者を見つけ、ミネルヴァの支援者の力を借りて、施設を壊して脱出した。
- ミネルヴァ最後の支援者、スミーは死んでしまったが彼の情報と関係網を受け継いだ。
- 今はミネルヴァの名を名乗って活動している。
- たった半年で何百人もの食用児を助け出し、巨大なアジトを築いてかくまう。
- 鬼を滅ぼして食用児だけの世界をつくる為、いくつもの農園を潰して食料を断とうとしている。
ラムダ7214 からの共犯者達(鬼を倒せる程強い)や、ミネルヴァの関係網があるとはいえ、この急成長ぶり・快進撃ぶりはすごいですね!
ノーマン黒幕説の背景
ノーマン生きてた!?ちょっと嬉しいかも(^▽^) pic.twitter.com/MamZ7aIjuJ
— まさと (@mst_yskw) February 9, 2018
ノーマン黒幕説、「ノーマンが鬼の側につくのでは」という考察が出てきたのには2つの背景があります。
ノーマンがあまりに早い段階で表舞台から消えたから
- エマ、レイと並んで主人公格のノーマンが、まだ物語序盤で死んでしまうのはおかしい。
- ノーマン出荷のシーンの「え」という反応も変。(鬼以外の何かがノーマンの前に現れたよう)
- 明確な死亡シーンが描かれてない。(それまでのコニーやシスター・クローネにははっきり死んだ描写があった)
それで何か裏があるのでは、と疑う考察が出てきたのだと思われます。
再登場がラムダ7214だったから
ラムダ7214はさまざまな高級肉や質の良い量産肉を開発する研究施設です。
投薬や人体実験、品種改良を試されており、ノーマンも薬を飲まされている描写があります。
ノーマン自身はここを脱出してエマ達に会うことを秘かに目指しているので、心変わりして鬼の側につくというのは考えにくいです。
ただ心ならずも鬼達に協力した、という事態は大いに考えられます。
そこから発展して
- ノーマンの遺伝子でクローンが作られているのではないか?
- ノーマンの遺伝子で人工授精させているのでは?
- 食用児を作り出す側の人間に育てられるのではないか?
- 強い鬼になり、ラスボスとして対峙するのでは?
などの考察が出てきた模様です。
ノーマン黒幕説の裏付けはある?
今週号の約束のネバーランド、最後のページ見た瞬間叫んじまった… pic.twitter.com/qa5Xc7TS3q
— K🇮🇳 (@jp_mukai) 2019年1月6日
ノーマン黒幕説に関して一つ一つ見ていくと、推理・考察というより予想に近いものも混じっています。
裏付けや根拠が明確なものはそれほど見当たらない感じです。
ノーマンが早い段階で退場した件に関しては、先に述べたように「ノーマンは死んでないのではないか」という根拠はあります。
たただそこから「ノーマンが鬼の側につくのでは」というのは、この時点では論理が飛躍しているのではないでしょうか?
再登場がラムダ7214だった件に関してはどうでしょう。
- クローン化:ノーマン以前に既に優秀だったイザベラのクローンという話を聞かないので、クローン技術が存在するのかは疑わしい。
- 人工授精:イザベラが妊娠したシーンで人工授精っぽい描写があるので、これは可能性あり。
- 食用児を作り出す側の人間に:ノーマンのずば抜けた優秀さを考えると大いに考えられるが、ノーマンの心情からして闇落ちは考えづらいので、もしあるとしても最後はエマ達につくのでは?
- 鬼になる:これでは進撃の巨人と同じになってしまうので絶対ないと思います!
【まとめ】約束のネバーランド-ノーマン黒幕説
ノーマン黒幕説についてまとめてきましたが、最新話まで話が進んだ段階で黒幕説はほぼ否定されてしまいました。
人工授精に関してはまだ有効ですが、物語の進行の速さを考えると(作者から最終章に入ったとの宣言あり)使われる可能性は低そうです。
約束のネバーランドは伏線や考察を楽しむという要素が強い作品ですので、当時は話題になったのだろうと推測します。
当たった、はずれたというのは大して問題ではないでしょう。
当たれば嬉しいけど、はずれれば予想外の展開!として作品が更に楽しめる訳ですからね。
実際、大方の予想を裏切る展開を見せている約束のネバーランド、今後も楽しみです。