進撃の巨人・獣の巨人の正体判明の経緯とジーク戦士長の正体考察

進撃の巨人 獣の巨人ジーク

進撃の巨人には強く特徴的な巨人が何体か登場しています。

今回はその中でも獣の巨人とその正体、ジーク戦士長について取り上げたいと思います。

ジークはなぜ獣の巨人であると判明したのか、その経緯とジークの正体を順番におさらいしていきましょう。

九つの巨人一覧

 

 

そもそも巨人はどうやって生まれたのでしょうか。

それは物語が展開されている時代から約1850年さかのぼります。

エルディア人の始祖、ユミル・フリッツという少女が大地の悪魔と契約を交わしたことがすべての始まり。

彼女は契約によって「始祖の巨人」の力を手に入れました。

そしてユミルの死後、魂は九つに分けられます。

その一つ一つの魂を継承した巨人が「九つの巨人」と呼ばれ、物語のカギとなる巨人たちです。

「九つの巨人」はそれぞれの特徴から以下のように呼ばれています。

  • 始祖の巨人
  • 進撃の巨人
  • 戦槌の巨人
  • 超大型巨人
  • 女型の巨人
  • 獣の巨人
  • 鎧の巨人
  • 顎の巨人
  • 車力の巨人

獣の巨人とは

進撃の巨人獣の巨人

獣の巨人は全身が獣のように毛で覆われています。

戦闘時における特徴は桁外れの投てき能力を持っていることです。

物語の中でも粉砕した岩を投げることで広範囲に攻撃を与えていましたね。

この獣の巨人の正体はマーレの戦士長、ジーク・イエーガー。

 

ジークは“座標”を使うことができる巨人です。

では“座標”とは一体何でしょうか。

“座標”とは“始祖の巨人の力”のこと。

始祖の巨人の力のことをマーレではこのように呼んでいるだけで意味合いとしては同じです。

この“座標”には特別な力が宿るとされています。

それは、他の巨人をコントロールする力です。

では、どのようにコントロールするのでしょう。

ジークが操ることができるのは、ジークの脊髄の液を注射され、生まれた巨人たちです。

その巨人たちあれば、ジークが叫んだだけで一気に巨人化させることもできます。

しかし、この座標の力は誰でも使えるわけではありません。

座標の力が使えるのは「ユミル・フリッツの血を引く王家の者」のみ。

ジークは王家の末裔、ダイナ・フリッツとエレンの父、グリシャとの間に生まれた子であるからこの力が使えるのです。

獣の巨人の正体ジーク戦士長とは?

 

 

獣の巨人がジーク戦士長であるとわかったのは、四足歩行型巨人がジークに呼びかけたことがきっかけです。

このときジークはまだ巨人化する前のマーレの戦士長の姿だったため、そのことが発覚しました。

ジークはライナーやベルトルトのリーダーとして壁内の始祖の巨人の力を手に入れ、発動させようとしていたのです。

始祖の巨人の力は代々、レイス家によって継承されていました。

しかし、初代王には「始祖の巨人」の能力と交わした契約がありました。

それが「不戦の契り」です。

「不戦の契り」は「始祖の巨人」の能力を戦いのために使えないというものでした。

しかしジークは「始祖の巨人」(=エレン)と「王家の血を引く巨人」(=ジーク)が接触すれば、初代王の「不戦の契り」は無効になり、「始祖の巨人」の力が戦いにおいても使用できることに気が付きました。

仮にこの「始祖の巨人」の力が使えるようになれば、初代王が築いた三重の壁の中にいる多くの巨人たちをエレンが操ることができます。

操られた無数の巨人によって世界中の全てが平らになってしまうこの力は「地鳴らし」とも呼ばれています。

ジークは「地鳴らし」によって何を画策しているのでしょうね。

あの作家さんに会えるかも!?

【まとめ】獣の巨人ジーク戦士長の正体考察

進撃の巨人の物語の中では昔々に交わされた契約がいまなお継続されていることがわかりますね。

今までに出てきた「始祖の巨人、ユミル・フリッツ」や「初代王の取り決め」について改めて考えてみるのも物語を読み解く上で面白いかもしれません。

 

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