約束のネバーランドで主人公のエマ達を陰から後押ししてきたミネルヴァ。
単行本9巻72話で遂にその正体が明かされました。
彼はエマ達の希望であり道しるべです。
ここではエマ達との関わり合いから正体が判明した経緯まで詳しく解説しましょう。
それは同時に世界の真相が明かされることでもあります。
果たして彼は本当に味方だったのでしょうか?
Contents
知ってた!?
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ウイリアム・ミネルヴァとは?
確かにミネルヴァさんが人間界を脅かす反逆者なのは分かるけど
わざわざ脱出の糸口の為の布石として
農園の皆が読むようにちゃんと面白く且つ伏線としてちゃんと覚えられるように印象付けた作品として『ウーゴ冒険記』を書いて
無事バレず行き届いてる辺りなんか応援したくなる#約束のネバーランド pic.twitter.com/VeeCHRU3Zf— 九兆@ジャンプにわか感想書き (@kyu_tyou) January 30, 2018
脱出を促し次の目的地を示す
ウィリアム・ミネルヴァの名前が初登場するのは単行本2巻16話です。
孤児院GFに寄贈されていた沢山の本、その中に彼のものが何冊もありました。
そしてこれらの本のフクロウのマークにモールス信号が仕込まれていることにエマ達は気付きます。
内容は「逃げろ」「疑え」「危険」「真実」「収穫」「怪物」「農園」「約束」という単語だったのです。
次に登場するのはエマ達が孤児院を脱出した後に使われたペンです。
ペンには現在地の座標を示す仕掛けがありました。
また寄贈された本の中から持ち出した一冊をコードブック(暗号解読書)として使います。
そうすると「助けがいるなら訪ねておいで。B06-32地点に私はいる」というメッセージが浮かび上がってきたのです。
外の世界の生き延び方を教える
また持ち出したもう一冊は冒険小説の形に偽装された外の世界の手引書でした。
そのことに気付けたおかげで吸血樹の地下から脱出することもできたのです。
エマ達は本とペンに助けられB06-32地点~シェルターにたどり着きました。
資料の中のメッセージで「ここで暮らしてもいいが、もしこの先安住の地を目指すなら」とA08-63地点を示されます。
ミネルヴァの正体判明の経緯
約束のネバーランド9巻読み!GP(ゴールディポンド)にたどり着いたエマ、そこで遂にミネルヴァの話を聞く!やっとミネルヴァの謎が解けてすっきりだけど新しく越えていくべき壁を知り目指す道に立ち向かうのも楽しみ!鬼たちとのバトル面白かった!今巻1つ衝撃があって驚いたわ!#約束のネバーランド pic.twitter.com/n78jorxiaq
— ゆーきゃん (@yukyan_1101) June 12, 2018
この世界の真実を告げる
A08-63地点~ゴールデン・ポンドにたどり着き、「ミネルヴァさんの扉」の中に入りペンを起動させます。
エレベーターは動きませんが、動かなかった時に鳴る黒電話を取ると、電話の相手は何とミネルヴァその人でした!
しかし電話の音声は録音だったので会話はできません。
そこで明かされたこの世界の真実は以下のようなことでした。
- 現在の鬼の世界とは別に人間の世界がある
- このエレベーターは人間の世界へ渡る「道」である
- しかし彼の腹心(実の弟)の裏切りによりこのエレベーターは使えなくなった
- でもGF、GB、GV、GR4つの高級農園内にもエレベーターはある
3つの選択肢を提示する
そして彼はエマ達にこれから進む道の選択肢を示します。
- 鬼の世界から逃げたければ高級農園のいずれかのエレベーターから渡らせるので支援者を向かわせる
- 今の世界を壊したければ彼らと全面戦争を起こし、二つの世界が元の狩り狩られる状態に戻っても構わない
- そのどちらでも無い未来を選びたければ「七つの壁」を探すように
残る必要な情報は「マーヴィンの寝床~デスクの引き出し」にあると言われ、引き出しにあったペンの端の部分を取り替えて起動させると、3つの選択肢を実行するために必要な情報がたくさんあるのでした。
ミネルヴァの正体はあの一族だった!
食用児が生まれる原因を作った一族
そしてこの録音音声の中でミネルヴァの正体も明かされました。
- 彼の本名はジェイムズ・ラートリー
- 1000年前に鬼と「約束」を結んだ一族の末裔
- 第35代当主として人間の世界と鬼の世界の間の調停役として「約束」を代々受け継いできた
- その約束とは「人間は鬼を狩らない。鬼も人間を狩らない。お互い世界を棲み分けよう」というもの
以来鬼の世界では残された少しの人間を繁殖させ養殖し、捕食し続けているのです。
良心の呵責に耐えかねて
しかし彼は子供達に食用となる犠牲を強いる、という残酷な状況に耐えられなくなります。
人間の世界のために自分の職務を放棄することはできないので、ミネルヴァという偽名で密かに活動を始めたのです。
子供達に未来を選ぶきっかけを与えるために、孤児院に納める本に暗号を仕込み、安全なシェルターや集落、秘密のエレベーターを作りました。
しかしその秘密の活動が弟にばれてしまい当主の座を追われ、命を狙われてしまいます。
「君がこの録音を聞いている頃には、私はこの世にいないだろう」とまで言ってますが「私は易易と殺されるつもりは毛頭ない」とも言ってます。
また彼の弟が「あなたに賛同するフリをして、あなたを死に追いやった」と発言していますが、前後の流れから完全に死が確定したとも取れないように思われます。
【まとめ】約束のネバーランド-ミネルヴァの正体
ミネルヴァは本当にエマ達食用児の味方でした。
ただ計画が途中で邪魔されてしまったので、思い通りに動けていなかったのです。
例えば元々は安全な集落だったゴールディ・ポンドが鬼の猟場と変わってしまったので、彼は本当に味方なのか疑心暗鬼になったりしていたのですね。
さて次に気になってくるのは、ミネルヴァは生きているのかということです。
現時点ではこれといったヒントはありませんが、エマ達は鬼の世界から逃げるでも戦争をするでもない、3つ目の道を行くことを決心しています。
そうすると食用児達に味方する数少ない大人として、今後重要な役回りを演じるのではないかという気がします。
ノーマンの件もありますしね!
さあ、果たしてどうなるでしょうか?