七つの大罪では強大な魔力と的確な助言でメリオダスたちをサポートするマーリン。
しかし年齢は不詳ですし過去や目的も謎につつまれていますよね。
さらには十戒からも恐れられるほどの存在です。
マーリンが口にしたベリアルインの娘とは、どういう意味だったのでしょうか。
第249話でゼルドリスが語った驚愕の真実を見ていきましょう。
Contents
知ってた!?
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マーリンとは?
- 通称:暴食の罪のマーリン
- 種族:不明
- 年齢:不明
- 闘級:4710
- 神器:明星アルダン
- 魔力:無限
七つの大罪の一人であり、アーサーの側近でもある魔術師です。
妙齢の女性の外見をしていますが魔力によって作られた姿であり、本当の姿は子供でした。
魔力「無限」で身体の時間を永久に止め、長い間生き続けています。
本名も名乗ったことがありますが、人間には発音できないため聞き取れませんでした。
メリオダスは10年前にマーリンに魔力を奪われたことがあり、再会した当初はマーリンを胡散臭いと言っていましたが、それは暴走しかけたメリオダスを止めるための行動でした。
いつでも強大な魔力と的確な助言で七つの大罪をサポートする、頼れる仲間です。
ディアンヌが人間サイズになる薬も、ゴウセルの鎧もマーリンが作成したものでした。
マーリンの魔力「無限」とは?
一度マーリンが発動させた魔力は、マーリン自身が解除しない限り永遠に効果が続きます。
はじめて言及したのはグレイロードとの戦いの時でした。
グレイロードの戒禁「不殺」でマーリンの寿命がすべて奪われる・・・と思いきや、マーリンは身体の時間を止めていたため何の効果もありませんでした。
こんな芸当が可能なのは「無限」の魔力を持つマーリンのみ。
居合わせたメンバーが敵・味方を問わず「反則だ」と口にするほどチートな魔力ですね。
またマーリンは自分の身体の時間を常に止めているため、非情に長い時間を生きていました。
他にもマーリンの魔力はたくさんあるんです。
- 瞬間移動:自分や周囲の人間を瞬間移動させる。
- 絶対強制解除:魔力による効果を強制的に解除する。
- 魔力増強:魔力や魔術による攻撃を強化する。
- 完全なる立方体:結界を張る。対象を閉じ込めておくことも可能。
- 魔力解除:物体にかけられた魔力を消す。
- 物体転移:物体を転移させる。
- 魔力防御壁:魔力で壁を作って防御する。
- 探知:一定範囲内の物体や人物を探し出す。
- 殲滅の光:直線上の敵を殲滅する。
- 終わりなき渦:巨大な渦を作って、範囲内にいる人物を集合させる。
- 魔力封じ:相手にかけられた魔力を解き、魔力の行使を封じる。
マーリンの正体「ベリアルインの娘」とは?
幼いマーリンが起こした暴挙
マーリンの正体を表わす言葉として「ベリアルインの娘」があります。
- フラウドリンと対峙した時に、マーリン自ら「ベリアルインの娘」と言及した。
- チャンドラーが子供の姿に戻ったマーリンを見て「ベリアルインの娘じゃな」と言った。
マーリンと戦ったフラウドリンは、ベリアルインの娘と聞いてかなり驚愕していました。
一緒にいたグレイロードは戦意を失うほどです。
さらにメリオダスの師であるチャンドラーまでもがマーリンのことを知っていました。
マーリンがどれほどの時を生きているのか、想像できてしまいますよね。
ベリアルインの娘の真相が明かされたのは第249話。
七つの大罪を襲撃したゼルドリスに対し、マーリンが一対一の取り引きをもちかけた時です。
ゼルドリスもまたマーリンを「大物」と言い、マーリンの正体を知っていました。
そしてゼルドリスは、ベリアルインの娘と言われるマーリンの正体を語り始めたのです。
- 魔神族にも女神族にもつかず、中立を保っていた賢者の都がベリアルインだった。
- ベリアルインに「無限」の魔力を備えた天才児マーリンが誕生した。
- 魔神王と最高神はマーリンの力を手に入れようとしたが、賢者たちは「自分たちの財産」であるとして拒否した。
- マーリンは魔神王と最高神の両方と取り引きをし、両者から加護を贈られた。
- しかしマーリンはどちらにもつかず、結果として魔神王と最高神をだますことになった。
- 怒った魔神王と最高神はベリアルインを滅ぼした。
しかしマーリンは魔神王と最高神の加護を使って生き残り、のうのうと逃げおおせたとのこと。
それにしてもマーリン、とんでもないことをやらかしてますね。
ゼルドリスもかなりマーリンを警戒しているようでした。
マーリンが得た加護とは?
マーリンが魔神王と最高神から贈られた加護とは
- 魔神王からは「魔界の秘術に関するあらゆる知識と女神の洗脳術を防ぐ」加護。
- 最高神からは「いかなる闇の呪いと戒禁すら無効にする」加護。
ベリアルインを滅ぼされた時も、この加護の力で生き残ることができました。
グレイロードの戒禁「不殺」を受けた時は「無限」の魔力を使ってマーリン自身の身体の時を止めており、まったく効果がありませんでした。
しかし「無限」の魔力を使わずとも、おそらくマーリンには効かなかったでしょう。
ガランの戒禁で石化されたことがありましたが、完全に石化される前に神器アルダンに精神を移していました。
本人いわく実験だったとのことですから、わざと受けたのかもしれませんね。
やっぱりマーリン、恐ろしい人です。
メリオダスとエリザベスとマーリン
第229話で女神族としての記憶が戻ったエリザベス。
エリザベスはマーリンを見て、次のようなことを言っていました。
- 「もう昔のように姉々って呼んでくれないの?」
- 「まだ一人でベリアルインにいるの?」
- 「またメリオダスの所へ遊びに来たのかしら?」
あのクールビューティなマーリンが、エリザベスを「姉々」と呼んでいたとは。
七つの大罪メンバーの面前での暴露でしたから、さすがのマーリンもこの時ばかりはうろたえていましたね。
しかし第237話でチャンドラーが七つの大罪を襲撃した時は、エリザベスに「伏せろ姉々」と言っていました。
ベリアルインが滅ぼされた後、マーリンはベリアルインに戻っていたようです。
そして壊滅したベリアルインでひとり過ごしていたのですね。
メリオダスの所へ遊びに来たということは、マーリンの目的はエリザベスではなくメリオダスだったのでしょうか。
そういえば24巻番外編「大罪Vacation」のラストシーン。
メリオダスが大罪メンバーをだまして働かせ、特別報酬を得たもののマーリンにバレて酒をおごらされるという話です。
エリザベスにプレゼントを買いたかったというメリオダスに対し、マーリンはこう言っていました。
「もう十分エリザベスに与えているだろう。私には与えてくれなかったものだ。」
マーリンはメリオダスのことが好きだったのかもしれませんね。
【まとめ】マーリンの正体はベリアルインの娘
ベリアルインの娘・マーリンの正体を見てきました。
マーリンは魔神王や最高神さえも手玉にとる、とんでもない人だったのですね。
さらに3000年前から生きているという可能性まで出てきました。
とはいえ種族が何であるかも不明ですし、マーリンの目的もまだわかっていません。
マーリンの今後の動きに注目していきましょう。