3000年前の聖戦、メリオダスとエリザベスの呪い、さまざまなナゾが明かされてきた中で、その実体や強さが判明してきた女神族のキャラクターたち。
天使のような見た目とは裏腹に、結構辛辣な事を言ったり残酷なことをしていたりと、七つの大罪メンバーたちにとっては悪役のような印象が強い気がしますね。
いったい女神族とはどのような種族なのでしょうか?
あらためて、そのキャラと詳細を一覧にまとめてみましょう。
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女神族とは?
女神族とは、3000年前の聖戦で初登場した人間や魔神族などの様々な種族の中の1つです。
女神という名前の割には、七つの大罪にたいして悪役的立場で描かれている事が多く、場合によっては魔神族よりもえげつない言動が見られます。
その姿は背中に翼が生えた天使とそっくりで、その翼の数が多いほど階級が上とされているようですね。
たとえば、
- 神兵長は2翼
- 四大天使、エリザベスは4翼または小さめの6翼
- 最高神に至っては10翼
などとなっています。
女神族は聖櫃(アーク)と呼ばれる魔神族に効果絶大な力を持っていて、最高神は魔神王に匹敵するほどの実力といわれています。
3000年前の聖戦で実体を失ったものが多く、剣などの道具や遺物、生物などに宿って難を逃れていましたが、マーガレットを器に復活した四大天使リュドシエルをはじめ続々と復活を果たし、今度こそ魔神族を殲滅しようと企てているようです。
女神族のメンバーと強さ一覧
最高神
- 翼:10翼
- 女神族の最高権力者
全身は登場しているものの首から上がまだ判明していない女神族のトップです。
体格が女性のものですし、エリザベスも「私の母」と言っているので女神なのは間違いないでしょう。
4翼の四大天使の強さも相当なものですが、それに対して10翼もあり魔神王にも匹敵すると噂の最高神ともなるとその強さはどれだけのものになるのでしょうか?
また、3000年前の聖戦でエリザベスに永劫の輪廻の呪いをかけた張本人でもあります。
いくら罰とはいっても、娘に永遠に終わらない呪いをかけるとは、かなり厳しいと思うのですが、種族のトップというのは、それくらいでないと務まらないのかもしれませんね。
エリザベス(3000年前第1次聖戦時)
- 翼:4翼
- 最高神の娘
3000年前の聖戦で、戦いを嫌い魔神族を含んだ全種族が共に暮らせる方法を求めて奔走した女神族です。
最高神の娘であり、四大天使に匹敵する立派な4翼を持っていて、リュドシエルからも”エリザベス様”と呼ばれていたことから、女神族の中でもかなりの地位と実力を持っていたようです。
しかし、メリオダスと恋仲になったり、女神族としては敵にあたる十戒を助けたという罪により、最高神から「永劫の輪廻」という呪いを受けてしまいました。
この呪いは、女神族の記憶を失って人間として転生を繰り返し、必ずメリオダスと出会って恋をするというもの。
そして女神族の記憶が戻った場合は、どんな状況であっても必ず3日後にはメリオダスの目の前で息絶えてしまうという辺りが呪いの悲劇性を強調しているように感じます。
一体最高神はどれだけ怒っていたんでしょうか…。
ダナフォールのリズや、リオネス王女エリザベスも彼女の生まれ変わりで、現在のエリザベスは107人目にあたります。
現在のエリザベスも女神族の記憶を取り戻してしまったのですが、探していた呪いの解除方法は呪いの期限までに見つかるのでしょうか?
四大天使
リュドシエル
- 翼:4翼
- 恩寵:閃光
マーガレットの願いと引き換えに、その身体を器として復活したのがリュドシエルです。
見た目の印象は穏やかな青年といった感じなのですが、魔神族を滅ぼす事を目標とし、そのためには他種族の犠牲にすることも構わなかったり、十戒を誘きだすために非戦闘員の魔神族たちを聖櫃に捕らえて消滅させてみせたりと、その言動は見た目とは裏腹にかなり残酷です。
他の四大天使たちに命令口調で話したりしていますし、十戒4人を1人で相手にしてみせるほどの戦闘力などから見ても、他のメンバーよりも1つ抜きん出た立場といったところでしょうか。
リオネス王国に入り、人間族と協定を結ぶと宣言しましたが、やはり目的は魔神族の殲滅であるようです。
あくまでメリオダスを助けたいと思っているエリザベスとは相容れないようですが、果たしてどうなっていくのでしょうか?
サリエル
- 翼:4翼
- 恩寵:竜巻
四大天使の1人で、4翼を持ち、小柄な少年の姿をしているのがサリエルです。
十戒と同等の戦闘力を持ち、3000年前の聖戦では十戒と戦っていましたが、エリザベスの考えに同調していたようで、リュドシエルが共闘してメリオダスもろとも十戒を討とうと提案した時には反感を抱いていました。
ソラシドの身体を器として復活しますが、そのまま使い続けると器の人間が消耗して消えてしまうため、完全回復を前に解放するという義理堅い面もあります。
現在は本来の姿を取り戻したサリエルは、復活した同胞であるマエルが闇の力を使う度に彼自身も闇に染まっていってしまうのを止めるべく、まさかの七つの大罪との共闘を選択しています!
タルミエル
- 翼:6翼
- 恩寵:大海
右側に若者、左側に老人、真ん中に大きく口が裂けた顔の3つの頭がついた独特の姿で、小さめの6翼を持つのがタルミエルです。
普段は寡黙な左右の頭も呪文詠唱が可能なので、魔法を使用することもでき、その戦闘力は十戒と拮抗するほどでしたが、3000年前の聖戦ではエリザベスに協力してリュドシエルの命令を無視し、十戒を救おうと行動しました。
現在はアーバスを器に復活を果たし、マエルを止めるためにサリエルと共に七つの大罪に加勢しています。
マエル
- 翼:4翼
- 恩寵:太陽
長らくその実体を見られなかった四大天使最後の1人であり、最強の死の天使と呼ばれるマエルですが、ついに復活しました!
十戒エスタロッサに殺されたと思われていたマエルは、実はゴウセルの記憶改変によってエスタロッサと思い込まされていたのです。
四大天使最強 死の天使としての記憶が蘇り、怒りを爆発させているマエルが戒禁の力を使う度に、彼自身も闇に染まっていってしまっているようなのですが、このまま闇に染まりきってしまうのでしょうか?
その他の女神族
ネロバスタ
- 翼:2翼
- 宿主:剣
3000年前の聖戦で実体を失い、デンゼルの剣に宿っていたのが女神族の神兵長を務めていたネロバスタです。
女神族以外の種族を下等に見る面があるようで、その辺りはリュドシエルと似たような思考を持っているようで、リュドシエルの命令に従っていました。
2翼の翼が表すように戦闘力は四大天使には劣るようで、十戒デリエリに瞬殺されてしまいました。
ジェンナとザネリ
- 翼:不明
- 宿主:人間
女神族を信仰し、『森の賢者』と呼ばれるドルイド族の長である双子の姉妹は、表向きは人間族ですが、実は合意のもとに人間の姿を借りている女神族です。
3000年前に聖戦そのものに疑問を抱き、同胞である女神族の考え方にも馴染めなかった2人は戦いから逃げ出し、現在の器である人間の姉妹に出会ったらしく、以後はドルイド族の長として女神族の目から逃れてきたようです。
初対面ではメリオダスたちに反発していましたが、今は何かと協力してくれています。
今後、彼女たちから見た聖戦の記憶が語られることはあるのでしょうか?
ケルヌンノスの角笛
- 翼:不明
- 宿主:角笛
リオネス王国に保管されていて、女神族と交信できるものとされてきましたが、これも実体を失った女神族の宿った器の1つです。
エレインの蘇生を願うバンに見返りとしてメリオダスの死を要求し、バンとメリオダスが険悪になって後に和解するということがありました。
まだどんな人物が宿っているのかははっきりとはされていませんが、その件からリュドシエルたちに近い思想の持ち主と思われます。
こちらの女神族が実体として復活することがあるのかも気になりますね。
【まとめ】女神族メンバーと強さ一覧
エリザベスに呪いをかけ、永劫の輪廻の中に閉じ込めた最高神や、魔神族の壊滅を企む『四大天使』など、なかなかに対魔神族にはかなり非情な女神族のキャラクターたちの姿が見えてきました。
四大天使の最後の1人であるマエルが復活した一方で、マエルの暴走を止めるために七つの大罪と手を組む四大天使メンバーが現れたりと、これからの戦いもますます激しくなっていくと思われます。
まだ明かされていない謎も残っているので、それらも明らかになるのかが気になるところです。
今後のストーリーも楽しみですね!