約束のネバーランド-イザベラの過去が切ない!

約束のネバーランド

約束のネバーランドのイザベラは、優しいママの顔はうわべだけで本性は冷酷な飼育監、というイメージが一般的かと思います。

しかし彼女の過去はとても悲しくて切ないものだったことをご存知ですか?

イザベラの過去については独立したエピソードはなく、短い回想シーンで語られるのみですがしっかり考察します。

これを読めばイザベラの印象が変わること間違いなしです!

イザベラの切ない過去~レスリーとの思い出

 

 

少女時代のイザベラ

イザベラの過去は単行本第5巻35・37話にて触れられます。

彼女は元は農園育ちの食用児で、エマ達のいるGF(グレイス=フィールド)出身です。

エマ達と変わらぬ天真爛漫な子供時代を送っていました。

木登りをするようなおてんばで快活な少女だったようです。

レスリーという少年

仲間の中にレスリーという少年がいました。

一人木陰で自分の作った曲を歌っているという、大人しくて繊細な感性の子と見受けられます。

イザベラは歌を聞かれて恥ずかしがるレスリーにもっと歌ってくれるようせがみました。

イザベラはレスリーにほのかな好意を抱いていたようです。

 

ある時レスリーは里子に出され、イザベラは祝福して見送ります。

そしてどういうきっかけで知ったのかという描写はありませんが、イザベラは農園の秘密を知ってしまいました。

レスリーは里子に出たのではなく出荷されたのだ、彼は死んだのだと悟るのです。

イザベラの悲しみ、悔しさはどれ程のものだったでしょう。


イザベラの切ない過去~あきらめ

 

 

イザベラは脱走しようとした

イザベラは単独での脱走を計画し、実行に移しています。

でも壁に登って断崖絶壁を見下ろした時、「あの崖は降りられない。見れば誰もが諦める」と負けを認めてしまうのです。

この後ママの説得を受けているような描写もありましたね。

 

これ以上情報がないので後は推測になってしまうのですが、イザベラは執念が欠けているように思えます。

諦めが早いのは頭がいいからこそ、とも考えられますね。

おそらく脱走に挑戦してのはこれ一回きりで、その後は別の生き方を選んだのでしょう。

脱走失敗からあきらめへ

脱走の失敗からママになるまでの間ですが、

  • 自暴自棄になり悲観的な感情のまま日々を過ごす
  • 全てを受け入れ残りの人生を精一杯生きようとする
  • ママに将来ママになれるよう推薦して上げる、とささやかれる

のいずれかのパターンが考えられますが、ママの説得を受けているような描写があったことから3つ目の線が濃厚です。

イザベラがママになった本当のワケ

自分が生き延びるため

彼女はママになることを選びましたがその理由として、

  • 好意を持っていたレスリーが殺されたことに対する悔しさ
  • 脱走を断念したことで「世界は変えられない」と達観した
  • せめて食べられない人間になろう、という生への欲求

がありました。

本当に鬼の世界からは絶対逃げられないと悟った時、ママになる以外の選択肢があったでしょうか?

私はないと思いますね。

潔く鬼の食料になることを受け入れる、というのは人間としてそうそうできることではありません。

ママになるのは非常に過酷な道

ちなみにママになる権利を得られるのはほんの一握りの優秀な子供だけです。

更に飼育監候補となっても全員がママになれる訳ではなく、他の候補生はみんな敵。

脱落すれば食用児同様、出荷されてしまいます。

ライバルを蹴落とし、自分が這い上がるための毎日、それは死を押し付け合う日々とも言えます。

とても凄惨な人生であっただろうことは想像以上でしょう。

【まとめ】イザベラの過去が切ない

イザペラがとても辛く切ない過去を生きてきた、ということが分かってもらえたのではないでしようか?

  • 農園の秘密を知ってしまったことが第一の悲劇
  • 脱走に失敗したことが第二の悲劇
  • ママになるという過酷な道を選んでしまったのが第三の悲劇

物語上、イザベラは敵で悪者なのですが、彼女の人生には同情を禁じ得ないと思います。

エマ達が脱走した後に彼女らを祝福するような描写がありますが、イザベラの過去を思うとそれも納得できますよね。

 

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