進撃の巨人・座標とは?座標の力と意味を最新情報で考察してみた

進撃の巨人座標

「座標」とは進撃の巨人47話で、ライナーが「つまり俺達の探している座標が…」のセリフで初めて発された言葉です。

次いで50話でエレンが座標を発動し「よりによって座標が…最悪の奴の手に渡っちまった…」と嘆きます。

物語のシーンから巨人を操る力と推測できるのですが、最新の情報を交えるとどう解釈されるのでしょう?

ここでは座標の力と意味を考察していきます。

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座標の意味は始祖の巨人のこと。

 

 

座標はいろいろな言葉で語られているので混乱しやすいのですが、まずは一旦整理してみます。

  • 「座標」はマーレ側の呼び方。
  • 「始祖の巨人」はエルディア側の呼び方。
  • 「叫びの力」は座標の発動を見たエルヴィン団長が名付けた言葉。

座標、始祖の巨人、叫びの力はほぼ同じものを指しており、始祖の巨人が持つ全ての巨人を操る力です。

座標については88話でエレンがグリシャの記憶を反すうしながら説明しています。

  • あたかも「ユミルの民」とは、みな一様に見えない「何か」でつながっていると考えざるをえない。
  • ある継承者は「道」を見たと言った。目に見えない道だ。
  • 巨人を形成する血や骨はその道を通り送られてくる、時には記憶や誰かの意思も。
  • その道は全て一つの座標で交わる、つまりそれが「始祖の巨人」だ。
  • 全ての巨人、全てのユミルの民はその座標へと繋がっている。

抽象的でわかりずらいですが、座標が巨人を操れることの正式な説明と考えてよいでしょう。

座標の力とは?

 

 

座標の力は、

  • 無垢の巨人も知性型巨人も全ての巨人を操れる。
  • 巨人だけでなく人間(ユエルの民)も操れる。
  • ユミルの民の記憶の改ざんが可能。(実際に壁内人類は壁の外に人類はいないと認知していた。またロッド・レイスの娘フリーダもヒストリアと会って、別れ際に自分のことを忘れるよう記憶の改ざんをしていた。)
  • 身体の構造まで変えることができる。(過去、エルディア人が流行り病に倒れないよう改変した。)
  • 三重の壁を作ったのも座標の力のなせる技。

と、非常に強力です。

さらにもっと強大なのが「地ならし」です。

3重の壁の中にいる数千万もの50m級の超大型巨人を行進させるのです。

人間はもちろん都市や文明、動植物まで生態系ごと踏みつぶし、全てを平らな地表に変えるというとんでもない作戦。

世界中の軍や兵器を総動員しても阻止は不可能と言われています。

ところで女型の巨人は叫びで巨人を呼びよせる能力がありました。

ジークには自分の脊髄液を投与した相手を叫びで巨人化させ、ある程度自分の意思に従わせる能力を持っています。

対して座標の力は全ての巨人を操る力なので、女型やジークは座標の下位互換の能力と言っていいでしょう。

座標の発動条件

  • 始祖の巨人
  • 王家の血

始祖の巨人

 

https://twitter.com/Sha_ni2/status/1043896147658461189?s=20

 

座標を発動するには、当然ですが始祖の巨人の継承者が必要です。

しかし王家の人間が始祖の巨人を継承すると「不戦の契り」で145代カール・フリッツ王の平和を望む思想に取りつかれてしまって、座標が発動できなくなります。

 

ロッド・レイスの弟ウーリは座標の力で巨人を駆逐することを望んでいましたが、始祖の巨人を継承した後、カール王の記憶に飲まれて意見をひるがえしています。

次に始祖の巨人を継承したフリーダ・レイスも「先祖の亡霊には負けない」と言っていましたが、結果的に支配されてしまいました。

「不戦の契り」のしばりは、決して破れないもののようですね。

しかし現在、王家の血を引かないエレンが始祖の巨人を継承しているため、「不戦の契り」の影響は受けません。

王家の血

 

 

座標の力は王家の血を引く人間しか発動できません。

王家の人間以外が座標を発動させるには王家の血を引く巨人との接触(捕食も可能な模様)が必須。

47話で座標の力が発動したのは、カルラ・イーター(元ダイナ・フリッツ、王家の血を引いている)との肉体的接触があったからだと判明しています。

67話でエレンが超超大型巨人に向かって叫びましたが、座標の力は発動しなかったのは当然です。

ちなみに現在王家の血を引く人間はジークとヒストリアのみです。

ジークの寿命はもう数年ですので、獣の巨人はヒストリアに継承し、ヒストリアは可能な限り子供を生むというのがジークの計画です。

エレンはヒストリアの負担を考え、ジーク案に反対していましたが、なぜかジークに接近。

今はエレンとジークが接触し、デモンストレーションとして小規模な地ならしを起こそうとしています。

【まとめ】座標の力と意味

座標は巨人を操れる、ユエルの民も操れる、ユミルの民の記憶や身体の構造を変えられる、といった力でしたが、最新巻では地ならしが一番の焦点になっています。

  • マーレは座標を奪いたい。(本当はパラディ島の地下資源が目的)
  • パラディ島は地ならしを発動し、50年は他国が攻めてこられない状態を作りたい。
  • ジークは座標の力でエルディア人の生殖能力を奪い、エルディア人を安楽死させたい。

それぞれの思惑で座標を利用しようとしていますね。

ただエレンは表向きジークに賛同している様子ですが、本心は別のところにありそうなのです。

エレンはマーレ編以後、不可解な行動を取り続けており、ファンの皆さんもヤキモキしていることと思いますが、もうすぐ真実が明らかになりそうですね。

進撃の巨人の今後、全くもって目が離せません!

 

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