約束のネバーランド-イザベラとレイの関係!再確認まとめ!

イザベラとレイの関係

約束のネバーランドの前半は、主人公エマとノーマン・レイV.Sイザベラの対決の構図で進んでゆくのはご存知の通りです。

ここではイザベラとレイの関係にフォーカスしてまとめていきます。

表と裏の顔を持ち、なおかつ本当の真意はまた別にある、という複雑なキャラになってますね。

そして2人の間には2つの驚愕の事実があったのです!

約束のネバーランドのイザベラとは?

 

まるで理想のママ

イザベラは孤児院GFのママです。

若くて美しくてとても優しい、まるで聖母マリアのような女性。

子供達はみんながみんなママが大好き過ぎる!

冒頭は背中がこそばゆくなる位の甘くて幸せ全開の日々が描写されます。

現実は冷酷無比な飼育監

でも現実は孤児院とは名ばかりの、子供達を鬼の食料として提供する「農園」でありました。

イザベラが子供達を愛情いっぱいに育てるのは金持ち向けの高級品を提供するためです。

特に脳は特上の部位らしく、のびのび育てながらも知能を高めるためのテストは日々かかしません。

GFは4つある高級農園の中でも最上級とされており、当然イザベラも最高レベルの飼育監と評されています。

イザベラはエマ達に孤児院の実態を知られるというミスを犯します。

2人を即出荷すれば良かったのですが、現状を維持することを選びました。

特上品の2人を最高のコンディションで出荷させたい、という欲が勝ったのでしょうか。

最高レベルのママであるという自負がそうさせたのでしょう。

レイとは?

 


レイはGF最高の頭脳を持つノーマンに匹敵する程の知恵者です。

常にクールで仲間と馴れ合うのを好まず、一人本を読んで過ごしていることが多いように見えます。

エマ達から孤児院の秘密を打ち明けられますが、この荒唐無稽な話をあっさりと受け入れました。

「ノーマンがこんな間抜けな嘘つくかっての。エマならともかく」なんてもっともらしい説明がついていましたが、実は真相は別のところにあったのです。

レイはイザベラの内通者

レイはイザベラの内通者でした。

イザベラが、殺されたコニーの人形・リトルバーニィを門で見つけて、施設の誰かに秘密を知られてしまったと気付きます。

レイはエマとノーマンがリトルバーニィを届けに行ったことを知っています。

ノーマンは「秘密を知ったのは誰かは特定できていないはず」と当初言っていましたが、最初からバレバレだったんですね。

レイはイザベラの実の子供

もう一つ驚愕の事実が判明します。

レイはイザベラの実の息子で、イザベラはレイが6歳になるまでその事を知らずにいたのです。

イザベラは実は農園育ちの食用児で、12歳の時出荷されるか飼育監になるかを選ばされたのでした。

飼育監候補の時に妊娠・出産し、2人は鬼達によって引き離された、と推測できます。

イザベラとレイの関係判明の経緯

 レイがイザベラの内通者だと分かる経緯

3人は内通者がいることを確信し、また一方ドンとギルダを仲間に引き入れることを決めます。

ドンとギルダが内通者かどうかテストをした際、ノーマンは罠を仕掛けてレイが内通者であることを看破します。

レイは言います。

  • 6歳の時から内通者だった
  • ママにスパイになると売り込んだのは農園を脱出するため
  • エマ達に寝返ってもいい、ただ脱獄するのはドン・ギルダまで、全員は連れていけない

レイは内通者だったけれど、農園を脱出するという目的は一緒でした。

ただ子供達全員の脱出を望むエマとは考え方が違うので、イザベラだけでなくエマ・ノーマンとも駆け引きを繰り広げていくことになります。

レイはイザベラの実の子供と分かる経緯

イザベラが子供の頃、秘かに想いを寄せるレスリーという男の子がいて、彼はよく歌を歌っていました。

イザベラが妊娠中、その歌を子守歌のように歌っていたのです。

ある時レイがその歌を歌っているのをイザベラが聞きます。

その歌はレスリーとイザベラ以外の人は誰も知らないレスリーオリジナルの曲。

イザベルはレイが自分の子供だと知ることになります。

そのからくりですが、レイには幼児期健忘がなく、0歳からの記憶があります。

幼児期健忘とは普通人間は3~4歳位までの記憶は忘れてしまう、ということです。

これはマンガの中の空想の設定ではなく、本当に0歳からの記憶がある人がいるらしいですよ。

レイには子守歌を聞いた記憶があり、「親の顔なんて知らない」という発言からイザベラの反応で実の母だと悟ったのだと思われます。

あの作家さんに会えるかも!?

【まとめ】約束のネバーランド-イザベラとレイ

レイはイザベラの内通者であり、実の息子でした。

レイが内通者になるよう自分を売り込んだのは12歳満期まで生き延びたいから、というのが表向きの理由です。

しかし本当の真意は脱走することにあり、それを何年も誰にも打ち明けずに隠し通してきました。

幼児期健忘がないことと相まって何て過酷な人生なんだろうと思います。

 

イザベラはレイを管理できていると思い込んでいたようです。

しかしレイが実の息子と分かっても、何のわだかまりがないのは何なのでしょう?

実はイザベラは子供の時に脱走を試みています。

脱走に失敗し自分には世界は変えられないと悟り、せめて自分だけでも生き延びようと思ったからでしょうか。

それはれそれで辛い人生だなぁと思いますね。

 

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