進撃の巨人-回収済み伏線一覧最新版とおさらい

進撃の巨人回収済み伏線

進撃の巨人の大きな魅力の一つが、膨大な伏線がちりばめられていることと、伏線が見事に回収されていくことです。

大風呂敷を広げたまま謎が謎のまま終わる作品も多い中、進撃の巨人の伏線回収力は特筆に値します。

現在物語は大詰めを迎えつつあり、かなりの謎が明らかされました。

ここで一度回収済みの伏線を一覧にして、おさらいしてみたいと思います。

巨人の正体

力が強い上に動きが速く、回復力が異常に高く、問答無用で人間を捕食する恐怖の存在、巨人。

物語が進むにつれて巨人の正体は徐々に明らかになっていきます。

第37話でラガコ村の動けない巨人がコニーの母親と分かり、巨人は元は人間であると推察されました。

さらにグリシャの手記で、巨人はマーレで楽園送りにされたユミルの民(壁内の人間も同じ)と判明するのです。

三重の壁

人類の生息領域を囲む高さ50mもの壁は、人類の技術で作れるようなモノではなく、存在が謎とされていました。

第34話で女型の巨人~アニを拘束後、壁に空いた穴の中には生きた超大型巨人がいることが分かります。

その後、壁は数千万もの超大型巨人を支柱に硬化能力で外壁を作ったモノだと判明するのです。

人類を巨人から守る壁が巨人で作られている、とは何とも皮肉の効いた真実ですよね。

壁の外の世界

進撃の巨人壁の外

物語当初、壁の外は巨人の世界で、人類は壁の中に残るのみとされていました。

またアルミンが祖父から持ち出してエレンに見せた本には、壁の外の世界には炎の水・氷の大地・砂の雪原があると記されていますが、王政は外の世界に興味をもつことをタブーにしています。

本当は王による記憶の改ざんと政府・憲兵団による壁外の情報の規制で、壁内の人類はウソの記憶を持たされていることが分かりました。

壁の世界はパラディ島という小さな島にあり、海をへだててマーレのある大陸が存在し、たくさんの人類が生活していたのです。

グリシャの地下室

第1話でグリシャはエレンに「帰ったらずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう。」と約束します。

その後巨人の侵攻を受け、イェーガー家は巨人の領域になってしまいました。

しかし85話でエレン達調査兵団はついに地下室にたどり着きます。

中には、

  • 「グリシャ・イェーガー氏の半生」「巨人と知りうる歴史の全て」「壁外世界の情報」の3冊の本
  • グリシャ、ダイナ、ジークが写る写真
  • 「私は人類が優雅に暮らす壁の外から来た。」「人類は滅んでなどいない。」というメッセージ

というさまざまな世界の真相を示すモノがあったのです。

行方不明のグリシャ

シガンシナ区が陥落してからグリシャは行方不明になっていました。

エレンがグリシャのことを思い出そうとすると頭痛がおき、グリシャに注射を打たれようとするシーンが思い出されるだけです。

第62話でエレンがロッド・レイスに触れられると記憶が一気によみがえります。

エレンは注射で巨人化し、グリシャを捕食したことを思い出すのです。

女型の巨人の正体

https://twitter.com/safy192/status/900235117527842816?s=20

第23話の壁外調査で調査兵団を強襲した女型の巨人、知性や意思が感じられ戦闘能力も非常に高かったです。

アルミンはエレンが巨人化したのと同様、正体は人間だと推察します。

アルミンはアニにエレンの逃亡を助けるという名目で罠をかけ、アニが女型の巨人と看破しました。

アニが捕獲した巨人ソニーとビーンズを殺した犯人であったことも、巨人とバレる遠因となったのです。

超大型巨人、鎧の巨人の正体

第1話シガンシナ区とウォールマリアの扉を破壊し、忽然と消えた超大型巨人と鎧の巨人。

通常の無垢の巨人とは能力も行動も違っていて、謎の存在でした。

第42話でライナーはエレンに向かって「俺が鎧の巨人でこいつ(ベルトルト)が超大型巨人ってやつだ。」と告白したのです。

あまりに唐突だったので、当時はびっくりしましたよね。

ユミルの「敵?そりゃ言っちまえば、せ」

進撃の巨人ユミル

非常に気になっていた伏線の一つです。

ライナーとベルトルトに拉致されたエレンがユミルに「敵は何だ?!」と問います。

ユミルは「敵?そりゃ言っちまえば、せ」までしゃべったところライナーにさえぎられました。

「せ」に続く言葉は政府だ、聖職者(ウォール教)だと、さまざまな考察がなされたものです。

その後89話のハンジのセリフから「せ」の続きは世界であることが明らかになりました。

あの作家さんに会えるかも!?

【まとめ】回収済み伏線最新版

もっとたくさんの伏線がはられ、回収されましたが、特に重要なものを取り上げてみました。

世界観的には人類は壁の中に暮らし、外は巨人が跋扈するという当初の世界が、

  • 巨人の正体は人間で、実は同胞同士で殺し合っていた。
  • 壁の中身は巨人だった。
  • 人類は記憶が改変されており、壁の外には他の国がありたくさん人々が暮らしていた。

とまるっきり違う世界が真実だったというのが秀逸ですよね!

物語的には、

  • エレンは巨人になれるのは巨人化してグリシャを捕食したからだった。
  • 超大型巨人、鎧の巨人、女型の巨人の正体は同期の104期訓練生だった。
  • グリシャの地下室には本当に世界の真相があった。

あたりが読んでいて本当にワクワクさせてくれました!

まだ未回収の伏線はいくつか残っています。これからもあっと驚く伏線回収を期待したいですね!

⇒未回収伏線まとめはコチラ

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